※本プレスリリースはジャガー・ランドローバー社が2013 年8月5日に発表したプレスリリースの日本語訳です。
2013年8月12日
(日本語訳発行日)
L13U014
ランドローバー・エクスペディション・アメリカ :アップデート2
■ 未舗装路でのアメリカ横断走行、5,000マイルの旅は、オザーク山地へ突入
■ トランス・アメリカ・トレイルの発案者、サム・コレーロが、案内役として愛用のバイクでチームに合流
■ クラークスデイル(Clarksdale)では、名優モーガン・フリーマンが経営するブルースバーを訪問
2013年8月2日 米国アーカンソー州アルマ発
オフロードバイクをこよなく愛すミシシッピ州の薬剤師、サム・コレーロが、オフロードだけのアメリカ横断ルートを発案したのは1983年のことでした。
それから30年後の今日、全長5,000マイルにおよぶアメリカ横断のオフロードルートは、トランス・アメリカ・トレイルとしてアドベンチャーを好む人々に親しまれています。
当時のことをコレーロは、アーカンソー州オーク近くの山道にバイクを停止し、次のように述べています。「西に向かって走りながら、辺鄙な道から道へとルートをつないでいきました。ミシシッピの自宅からオクラホマに入り、コロラドに達したところで、このまま太平洋まで行けるんじゃないかと思ったんです。」
今週コレーロは、ノースカロライナからオレゴンまで、オフロードだけで横断するランドローバー・エクスペディション・アメリカの名誉リーダーを務めました。愛用するオフロードバイクにまたがり、ランドローバーLR4(*1)を率いたコレーロは、トランス・アメリカ・トレイルの中でもお気に入りの、ロッキー山脈の東側を走るルート、ミシシッピ州からアーカンソー/オクラホマの州境までの道のりで一行を先導をしました。
*1)ディスカバリー4の米国名
ランドローバー・エクスペディション・アメリカのリーダーで伝説的な4×4ドライバーのトム・コリンズは、コレーロが暮らすミズーリ州コリンスで、彼の合流を歓迎しました。「ランドローバー・エクスペディション・アメリカが実現したのも30年にわたるサムの地道な調査のおかげです。今回、数日でも彼に参加してもらえることは、大変光栄なことです」と、コリンズは述べています。
コレーロの先導で、一行はミシシッピ州の横断を開始しました。美しい風景が広がる農道を走り、ミシシッピ川デルタ地帯の町クラークスデイルを目指しました。この地は、ブルースの歴史を語るうえで、とても重要な町です。
クラークスデイルにあるグラウンドゼロ・ブルースバーは、名優モーガン・フリーマンが共同所有する店です。ランドローバー・エクスペディション・アメリカのメンバー数名は、通り掛りにフリーマン本人に会う機会にも恵まれました。
また、一部のメンバーはブルースミュージシャンの「スーパー・チカン(Super Chikan)」こと、ジェームズ・ジョンソン(James Johnson)にも会うことができました。彼は、ランドローバー・エクスペディション・アメリカで使用しているガソリン缶から、ギターを自作しています。ジョンソンは次のように述べています。「ガソリン缶を1個置いていけば、旅が終わるまでにギターにしてあげますよ。」
ランドローバー・エクスペディション・アメリカはコレーロの先導で、雄大なミシシッピ川を横断し、気温38度の重苦しい湿気のなか、アーカンソー州のヘレナに入りました。この地は、今回のルートの最南端に位置しており、ほんの数時間南下をすると、メキシコ湾になります。
1日で、厳しい勾配の険しい山道をのぼった一行は、標高3,000フィート(914メートル)のオザーク山地に入りました。旅の出発地だったグレートスモーキー山脈と同様、アメリカ初期のレーシングドライバーたちは、このような難しい山道を走りながら腕を磨いてきました。禁酒法の時代、当局の追跡を巧みに逃れることで、ドライビングテクニックを高めていったのです。
30日間のアメリカ横断アドベンチャーを確実に進めていくには、毎日早朝に出発しなくてはなりません。そのような早い時間に活動しているのは野生動物ぐらいです。一行は、シカ、コヨーテ、カメや、トレイル沿いで飼育されているバイソンなどを横目に走行を継続しています。
サム・コレーロとの旅も残り数キロという地点で、アーカンソー州アルマへの道が流されてしまい、危険な状況に陥りました。そのような状況下でもコレーロは、まるで綱渡り芸人のように、絶妙なバランスで峡谷を下っていきました。LR4もテレイン・レスポンスを駆使し、穴や岩を避けながら倒木の下を慎重にくぐって進みました。
コレーロは別れ際に手を振りながら、次のように述べました。「こんなのは、まだ序の口です。お楽しみはこれからですよ……。」
以上
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