※本プレスリリースはジャガー・ランドローバー社が2013 年8月20日に発表したプレスリリースの日本語訳です。
2013年8月23日
(日本語訳発行日)
L13U018
ランドローバー・エクスペディション・アメリカ:アップデート5
• ユタ州での鉄砲水にも負けず、未舗装路でのアメリカ横断走行、5,000マイルの旅は継続中
• チームは現在、ブラック・ロック砂漠を移動中
• ランドローバーチームは、ユリーカでのパフォーマンスに向けロサンジェルスのオペラ歌手を招聘
2013年8月16日 米国ネバダ州 バトルマウンテン
旅において、タイミングがすべてを物語ります。未舗装路でのアメリカ横断5,000マイル走行に挑んでいる、ランドローバー・エクスペディション・アメリカ一行がユタ州を後にした2時間後、ランドローバーが通過したルートは、時速20マイル以上(約32キロメートル)、頭上ほどの高さがある濁流に飲み込まれてしまいました。この鉄砲水は、ユタ州サライナ近郊を通過中のランドローバー・エクスペディション・アメリカの近くで発生した激しい嵐が引き起こしたものでした。
ランドローバー・エクスペディション・アメリカと同様のルートである、トランス・アメリカ・トレイルを走行中のもモーターサイクリスト2名に濁流時の写真を見せてもらったチームリーダー、トム・コリンズは次のように述べています。「(もし鉄砲水に遭遇していたら)通過するのは不可能だったと思います。状況が落ち着くまで、最低でも1日、もしくはそれ以上待たなければならず、日数をロスしていたかもしれません。」
現在ネバダ州を移動中のランドローバー・エクスペディション・アメリカ一行は、1ヵ月におよぶアドベンチャーのゴール、オレゴン州手前に位置するカリフォルニア州北東部に差しかかかる地点を走行しています。走行ルートは、1997年に英国チームが初めて超高速のランド・スピード・レコード(Land Speed Record)を打ち立てた地、ブラック・ロック砂漠の近くになります。
降り積もった、ベビーパウダーのような白っぽい塵が走行ルートを覆っています。今回の旅に使用されているランドローバー車両の最大限のパフォーマンスを常に引き出すためにも、定期的に行う車両のエア・フィルター清掃は欠かせません。ヤマヨモギの下生えや気温105℃(摂氏40.5℃)の炎天下、またガラガラヘビやタランチュラが潜むこの地は、車両のみならずメンバーにとっても、実力を試すという意味において厳しくも素晴らしい場所です。
19世紀には、多くの探鉱者が一攫千金を夢見てこの地に集まってきました。ラスベガスから車で北に5時間ほどの場所に位置するネバダ州ユリーカは、19世紀のゴルードラッシュ時にはその人口が1万人にも上り、現存するオペラハウスにみられるような豪華さが街にあふれていました。修復されたオペラハウスは現在、ほとんど使用されていません。また、街の人口は現在たった600人です。しかし、ランドローバー・エクスペディション・アメリカを契機に、ランドローバーはロサンジェルスよりオペラ歌手のニコレットを招き、この地でささやかなコンサートを開催しました。
コンサート後、ニコレットは次のように述べています。「ニューヨークにあるカーネギーホールの舞台に立ったこともありますが、今日のステージはその中でも一番興味深いものだといえるでしょう。」
旅を続ける一行は、引き続きオレゴン州南東のへき地を走行し、3-4日後にはオレゴン州の太平洋岸ノースベンドに到着する予定です。
以上
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