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ジャガー・ランドローバー・ジャパン、新型レンジローバー・スポーツを発表 ― ランドローバー史上最速、最も俊敏、最もレスポンスに優れた一台―

公開日:2013/11/20 12:30

2013年11月20日
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ジャガー・ランドローバー・ジャパン、新型レンジローバー・スポーツを発表
― ランドローバー史上最速、最も俊敏、最もレスポンスに優れた一台―

ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:マグナス・ハンソン/ Magnus Hansson)は、ランドローバー史上最速、最も俊敏でレスポンスに優れた一台、「新型レンジローバー・スポーツ」の日本仕様とその販売価格を発表し、2013年11月30日(土)より全国のランドローバー正規販売店にて販売を開始いたします。

今年3月のニューヨーク国際モーターショーにて世界初公開された新型レンジローバー・スポーツは、高評価を得ている新型レンジローバーと同時期に並行して開発され、クラス最高峰のオールテレイン性能に加え、ランドローバーブランド史上最高のオンロードダイナミクスを実現しています。新しいテクノロジーがふんだんに搭載されている新型レンジローバー・スポーツは、従来モデルよりも一層自己主張のある力強いエクステリアと、よりラグジュアリーなインテリア、さらに最大乗員数7名のシートオプションによるシートレイアウトの柔軟性など、パフォーマンス、洗練性、オールラウンドな幅広い性能が大きく進化を遂げています。

新型レンジローバー・スポーツは、ランドローバーの画期的な軽量サスペンション設計と革新的なダイナミックシャシー技術によるオール・アルミニウム構造をクラスで初めて採用し、車両重量最大240kg注1の軽量化を実現しました。
この軽量化によりダイナミクス性能の飛躍的に向上をし、俊敏なハンドリングと類いまれな快適性の両立を可能にしただけではなく、スポーティング・ラグジュアリー、そして車との一体感を追求したダイナミックなドライビング体験を提供し、さらにはCO2排出量を194g/kmまで削減を実現しています。

注1) 日本仕様の現行型レンジローバー・スポーツの最軽量モデルの重量は2490kg、新型レンジローバー・スポーツの最軽量が2,250kgのため、「240kgの軽量化」となります。


【新型レンジローバー・スポーツ ラインアップおよびメーカー希望小売価格】

<新型レンジローバー・スポーツ>
- レンジローバー・スポーツ SE: 7,980,000円
- レンジローバー・スポーツ HSE: 9,030,000円
- レンジローバー・スポーツ Autobiography Dynamic: 12,600,000円
*消費税率5%込み。保険料、消費税を除く税金、登録に伴う費用、付属品、リサイクル料金は含みません

比類なきラグジュリー、性能、多用途性とともに、スポーツ感あふれるドライビングを提供する新型レンジローバー・スポーツの主な特徴は次の通りです。

【主な特徴】

デザイン ---自己主張があり、力強く筋肉質

ダイナミックな新型レンジローバー・スポーツのエクテリアは大胆で斬新なデザインです。その自己主張のある、力強く筋肉質なデザインは、オンロードにおける走行性能の向上を示唆しています。さらに、レンジローバー・シリーズに明確に共通するデザインDNAを介して、新型レンジローバー・スポーツをレンジローバーとレンジローバー・イヴォークの間に位置付けています。

新型レンジローバー・スポーツは、従来モデルの特徴的なデザインに新解釈を加え、流線型のコンテンポラリーな外観とともに、これまでよりもスペースが有効活用されたインテリアを有します。新型の全長は従来型より60mmだけ長い4,855mmですが、これは他社の7人乗りSUV、そして多くのEセグメントサルーンよりも短く、また卓越した操作性を提供し、駐車もしやすくなっています。一方、大幅に拡大されたホイールベース(178mm伸長)により室内空間が拡大され、後部座席の乗降性も向上しました。

フロントとリアのオーバーハングは短くなり、また全幅が55mm広くなった新型モデルは、従来モデルよりもモダンなスタンスとなっています。

より寝かせられたフロントガラスの傾斜角、すっきりとした流線型で丸みを帯びたプロファイル、低くダイナミックに傾斜したルーフラインをもつ新型レンジローバー・スポーツは、従来モデルよりも空力特性が8%優れています(Cd値0.37)。新型レンジローバー・スポーツは、開発の楚となった新型レンジローバーよりも全長で150mm短く、全高で65mm低くなっています。また同エンジン搭載の新型レンジローバーに比べて90kg軽くなっています。

新型レンジローバー・スポーツは、レンジローバーと並行して開発され、兄弟車としての共通点を有する一方、その部品総点数の75%が新型レンジローバー・スポーツ独自のもので構成されています。独自部品を数多く用いることにより、新型レンジローバー・スポーツの印象全体が個性ある独特なものとなりました。

さらなるカスタマイズ・オプションをお客様に提供すべく、ホイールは19インチ、20インチ、21インチ、そして22インチの異なる径サイズの選択肢が用意されています。

性能 --- 最も幅広い性能を持つSUV

新型レンジローバー・スポーツは、オンロードにおける走行性能を劇的に向上させることを目指して開発されました。さらにこれまでよりも一層、車との一体感を感じる俊敏なハンドリング、それを補完する乗り心地と洗練性の強化も実現しています。アルミニウム製軽量サスペンションは完全独立型で、フロントにはワイドスペースなダブルウィッシュボーン式が、リアには先進のマルチリンク式を採用しています。

ホイールトラベルはクラス最高で(フロント260mm、リア 272mm)、546mmのホイール・アーティキュレーションは驚愕に値するような過酷な状況にも対応します。最低地上高は51mm増で最大278mmとなり、また改良されたエア・サスペンション・システムが2種類の最低地上高の間で車高を自動的に調整する一方、画期的な次世代テレイン・レスポス2システムが、最も適したプログラムを選択します。5代目となるエア・サスペンションは、最も低いアクセスハイトから、スタンダードなオフロードハイトまで、通常でも最大115mmの高さ調整機能を有します。

新たに35mm増の中間セッティングが可能となる設計がなされたエア・サスペンションは、従来モデルに比して、かなり高速での走行中(50km/hから80km/hにアップ)でもオフロード・モードを使えることを意味し、これは轍のできた泥道を長い距離にわたって走行する際に真価を発揮します。

新開発の電動パワー・ステアリングはこれまでよりも軽く、よりダイレクトなステアリングフィールを提供します。フルタイム4WDシステムには2種類の選択肢があり、ひとつは、ローレンジオプション付2速トランスファーケースで、最も過酷なオフロード状況向けに前後のトルク配分は50:50に初期設定されており、100%ロック可能のシステムです。もうひとつのシステムは、18kg軽い、トルセン・ディファレンシャル付1速トランスファーケースで、最大グリップをもつアクスルにトルクを自動配分します。その際、トラクションコントロールシステムとともに作動し、あらゆる状況下で優れたトラクションを提供します。通常の前後のトルク配分は42:58で、これはドライビング・ダイナミクスを最適化するために後輪駆動にバイアスをかけることを意図したものです。

■ ダイナミクス性能

新型レンジローバー・スポーツは、オンロードにおけるドライビング・ダイナミクスの著しい向上を目指し開発されました。さらにこれまでよりもいっそう車との一体感を得られる俊敏なハンドリング、それを補完する乗り心地と洗練性の強化も実現しています。最先端のオール・アルミニウム製モノコック構造の採用によりスチール製のセミモノコックとシャシーフレーム構造の従来モデルに比べ、俊敏性と性能面が大幅な向上を遂げています。新しい堅牢かつ軽量なアーキテクチャーは、あらゆる地形に対し、より幅広いダイナミック性能を発揮するために設計された、新開発の前後軽量サスペンション・コンセプトに支えられています。

刷新されたステアリングシステム、全面的に見直された全輪エア・サスペンション、そして改良されたダイナミック・レスポンス・システムとアダプティブ・ダイナミクス・システムをはじめとする最新のシャシー及びスタビリティ・テクノロジーも、性能の大幅な向上に貢献しました。

オンロードでのドライビング・ダイナミクスは、従来よりも軽快でダイレクトなステアリング性能によって特徴づけられており、ハンドリングの俊敏性が増してボディーロールが軽減されたおかげで、いっそうフラットで大胆なコーナリングが可能となります。乗り心地と洗練性も向上し、凹凸を効果的に吸収し、よりスムーズでしっとりとしたステアリングフィールを提供します。

新型レンジローバー・スポーツに用いられている最新または改良されたシャシー技術には、連続可変ダンパー(CVD)採用のアダプティブ・ダイナミクスが含まれています。さらにパワフルなモデルには、積極的なオンロードドライビングのための専用「ダイナミック」モードがテレイン・レスポンス®2システムに設定されています。このシステムは、2チャンネルのダイナミックレスポンス・アクティブ・リーンコントロール、ダイナミック・アクティブ・リア・ロッキング・ディファレンシャル、そして、トルクベクタリング・バイ・ブレーキングと組み合わされ、コーナリング時にトルクを外側のホイールに移動させ、アンダーステアを軽減します。

新型レンジローバー・スポーツで採用されているもうひとつの特徴的な革新的技術として、河川など水深のある場所を走行中に水深情報を提供する、新たに開発されたウェイド・センシング機能があります。新型レンジローバー・スポーツでは渡河水深限界が従来モデルよりも150mm深い850mmになったため、この機能はいっそう役立ちます。

パワートレイン ---5リッターV8と新開発3リッターV6スーパーチャージャー

新型レンジローバー・スポーツでは、最高出力510PSを誇る5リッターV8または、新開発で340PSの3リッターV6スーパーチャージド・ガソリンエンジンからお選びいただけます。0-100km/h加速に要する時間は5リッターV8が5.3秒、3リッターV6が7.2秒です。また、燃費は最大40%向上し、CO2排出量は194g/kmを達成しています。これらのエンジンは、先進のZF製電子制御式8HP70型 ・8速オートマチック・トランスミッションと組み合わされています。

サステナビリティ --- クラス初の軽量アルミニウム構造

新型レンジローバー・スポーツは、クラス初、先進のオールアルミニウムボディ構造を採用したモデルです。このオール・アルミニウム構造は傑出した俊敏性とドライビング・ダイナミクスに貢献するだけでなく、重量を大幅に削減し、サステナビリティの向上にも寄与しました。

高評価を得ている新型レンジローバーと並行して開発された新型レンジローバー・スポーツの軽量アルミニウムボディ構造は、プレス加工パネル、鋳造パーツ、押出成形および圧延アルミ材を組み合わせたもので、荷重が大きい箇所を集中的に強化しています。車両プラットフォーム自体では、従来モデルに比べて大幅な軽量化を実現しました。
新型レンジローバー・スポーツの全モデルには、燃費を最大7%向上させる、先進的なインテリジェント・ストップ/スタート・システムが搭載されています。

インテリア --- スポーティーさを強調したモダンでラグジュアリーな空間

新型レンジローバー・スポーツのインテリアには、特徴あるレンジローバー・スポーツのデザイン・キュー、優れた細部の設えとクラフトマンシップが反映されています。

新型レンジローバー・スポーツのインテリアは、セグメントにおけるデザインベンチマークとなるべく、そのスタイリングと、「アンダーステイトメント」ともいうべき控えめなラグジュリーを独特にブレンドしたもので、力強くエレガントなラインと最上質の素材を採用し、スポーティーな味付けを加えています。インテリアの力強い造形は従来よりもクリーンでシンプルな表面処理によって強化され、またキャビン内で手が触れる主要箇所の表面はこれまでよりも贅沢でソフトな感触の仕上げが美しく施されています。

インテリアのスポーティーな雰囲気は、従来モデルよりも径が小さく厚みが増したステアリング・ホイール、垂直なシフトレバー、より高い位置に配置されたセンター・コンソール、調整可能なムードライティング、ふんだんに材料を使用したシートボルスターなどにも反映されています。新型のコマンド・ドライビング・ポジション(CDP)は、レンジローバーならではの確固たる自信と制御力、そしてイヴォーク同様、よりスポーティーなシートポジションを兼ね備えています。

インテリアは、従来モデルに比してより車室内空間全体が拡大され、24mmに広がったニールームなどリアキャビンのスペース拡大のための最適化が図られました。新たに整然と組み込まれた3列目は、最大7名が乗員する際のシートオプションとして使用可能です。この電動で作動する3列目シートは、5名乗車モデルに比べても、トランクスペースを犠牲にしないフラットなフロアを提供し、また、50:50にも分割できます。

テクノロジー --- お客様フォーカスの車と安全装備

新型レンジローバー・スポーツは、ユーザーのライフルタイルに適応する、「妥協知らず」の一台となるべく、お客様フォーカスの車両と安全技術の分野において最新の開発技術を取り入れ、乗員の快適性、ドライビングへの自信、安全性を高めることを目指して開発されました。

これらには、接近車両を感知すると警告してくれる「ブラインド・スポット・モニター」や、駐車スペースから後退して車両を出す際などに、衝突の可能性を察知するとドライバーに警告を発する「リバース・トラフィック・ディテクション」、そして前方の走行車両が減速して停止した場合に最後尾に車両をスムーズに停車させるキューアシスト機能と、ACCのシステムが前方の車両との衝突が避けられないと判断した場合に、システムがブレーキを介入させ衝突スピードを軽減するインテリジェント・エマージェンシー・ブレーキ機能付の「アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)」などが含まれます。

新型レンジローバー・スポーツは、英ソリハルにある最新鋭の高効率の工場で生産される予定です。

以上

◆読者からの問い合わせ先◆
ランドローバーコール(フリーダイヤル)0120-18-5568
(9:00~18:00、土日祝日を除く)

◆この件に関する報道関係者からの問い合わせ先◆
ジャガー・ランドローバー・ジャパン マーケティング・広報部 03-5470-4242

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