※本プレスリリースはジャガー・ランドローバー社が2014年5月14日に発表したプレスリリースの参考翻訳です
2014年5月15日
(日本語訳発行日)
J14U007
ジャガー「E-TYPEライトウェイト」の再生・生産プロジェクトを始動
1960年代のオリジナルモデルの仕様を忠実に再現した6台を製造
・ジャガーは「E-TYPEライトウェイト」を新たに6台生産予定。今回生産されるのは、本来18台生産される予定だったうちの残り6台
・ジャガー史上初となる「再生・生産プロジェクト」で、オールアルミニウム製の6台には、1963年当時に割り当てられる予定だった車台番号が付与される
・6台はすべて、1963年に生産されたオリジナルの12台の仕様を忠実に再現
・「E-TYPEライトウェイト」再生産モデル第1号は、今夏に一般公開予定。詳細情報も同時発表予定
2014年5月14日 英国発
ジャガーは、1963年に製造されたレース仕様の「E-TYPEライトウェイト」の完全再現モデルを6台製造します。これらは、当時、ジャガーのE-TYPEライトウェイト・プロジェクトにおいて、計画されながらも生産されなかった6台です。1963年2月に始動した同プロジェクトは、18台の「スペシャルGT E-TYPE」を生産することが目的でした。
最終的に、アルミニウムボディの「E-TYPEライトウェイト」は、1964年に造られた最後の1台を含む12台のみが完成し、残り6台用の車台番号は現在まで使用されずにいました。
この「E-TYPEライトウェイト」の製造は、ジャガー社内において最高水準を誇るクラフトマンが手作業で行います。6台はすべて、3.8リッター直列6気筒エンジンを含む、1960年代のオリジナルモデルの仕様に忠実に従って造られます。
「E-TYPEライトウェイト」は、オールアルミニウム製のボディとエンジンブロックの採用、内装品および外装のクロムメッキ塗装の省略、手動式の軽量サイドウインドウなどの軽量化をすることで、「E-TYPE」の標準モデルに比べ、約114kg(250ポンド)軽量化を実現します。
ジャガーは、6台の「E-TYPEライトウェイト」には大きな需要があると見込んでいます。関心を示す潜在顧客層のなかでも、特にビンテージのレーシングカーに興味を持つ長年のジャガー・コレクターが優先的に購入する権利を有します。
以上
エディターズノート
・「E-TYPE」は、1961年から1975年にかけてわずか72,500台程度生産された車
・「E-TYPEライトウェイト」は、ジャガーのレース部門が1963年に製造(1台は1964年に納車)。計12台が完成しており、うち11台が現存(想定)
・「E-TYPEライトウェイト」は、多数のオプションを装着した標準ロードスターの「E-TYPE」としてGTレース出場のための認証を取得。オプションは車両ごとに異なるが、主な改造点は、オールアルミニウム製モノコックボディ、アルミニウム製ボディパネル、アルミブロック製エンジン、ワイドアングル・ヘッド、ドライサンプのオイル潤滑システム、燃料噴射システム採用した3.8リッターXKエンジン、そしてアルミニウム製ハードトップ。車台番号の頭文字はすべて「S」
・「E-TYPEライトウェイト」は、グラハム・ヒル、ジャッキー・スチュワート、ロイ・サルヴァドーリ、ブリッグス・カニンガムらをドライバーに迎えて、当時のレースに参戦。現存する「E-TYPEライトウェイト」は、歴史的に重要なモータースポーツ・シーンにおいて、上位を占める常連として活躍
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