※本プレスリリースはジャガー・ランドローバー・UK社が2014年11月5日に発表したプレスリリースの参考翻訳です
2014年11月5日
(日本語訳発行日)
L14U019
ランドローバー、「レンジローバー」と「レンジローバー・スポーツ」を刷新
オフロード走破能力を強化し、パフォーマンスと効率も向上
■新型「レンジローバー」「レンジローバー・スポーツ」は、次世代オールテレイン・プログレス・コントロール(ATPC)を初めて搭載するランドローバーモデルで、並外れたオフロード走破能力をさらに強化
■大幅に燃料効率とパフォーマンスを向上させたV6エンジンを搭載
■3.0リッターV6ディーゼル・エンジン(TDV6)の燃費は40mpg以上(7リットル/100km以下)を実現
■「レンジローバー・スポーツ」に搭載している3.0リッター V6ディーゼル・エンジン(SDV6)は、最高出力306PS、最大トルク700Nmに増強
■「レンジローバー」および「レンジローバー・スポーツ」は、ヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)をオプションで装備可能
2014年11月5日 英国ホイットリー発
ランドローバーは、世界で最も上質なラグジュアリーSUV「レンジローバー」とプレミアムスポーツSUV「レンジローバー・スポーツ」の刷新を発表しました。主な改良点である、ランドローバーが開発した革新的な次世代オールテレイン・プログレス・コントロール・システム(ATPC)は、「レンジローバー」がクラスを牽引するオフロード性能を補完し、さらに磨きがかけられた世界初のテクノロジーです。また、6気筒のガソリン・エンジンおよびディーゼル・エンジンも、パフォーマンスと燃費効率が格段に向上しました。さらに、ドライビングに関する主要データをフロントガラスに投影して利便性を高めるヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)や、人目を引くような新しいエクステリアカラーを追加しています。
ジャガー・ランドローバーのグループ・マーケティング・ディレクター、フィル・ポッパムは次のように述べています。
「『レンジローバー』と『レンジローバー・スポーツ』は、パフォーマンス、効率、先駆的デザイン、およびオフロード走破性能の融合という点で、他に類をみないモデルです。
新型モデルでも、画期的な次世代ATPCをはじめとする強みを備えています。同時に、6気筒エンジンのさらなる効率向上も実現し、サステイナビリティ(持続可能性)に対するランドローバーのコミットメントを明確に示しています。」
■オフロード走破能力を実現するオールテレイン・プログレス・コントロール・システム(ATPC)
ランドローバーモデルの真髄は、クラスをリードするオフロード走破能力です。今回採用しているオールテレイン・プログレス・コントロール・システム(ATPC)は、高い評価を得ている「レンジローバー」「レンジローバー・スポーツ」の四輪駆動シャシーを補完します。
ATPCは、停止状態または走行時において、ブレーキペダルから足を離してもその後は一切のペダル操作をすることなく、ドライバーが望む速度を維持するシステムで、車両の設定を継続的にモニタリング、調整し、あらゆる状況下でトラクションを最適化し、車両の前進・後退を続けます。
ATPCはドライバーの負荷を減らし、急こう配の斜面や起伏のある地形、低グリップ路面などでも車の挙動を安定させ、「レンジローバー」が世界に誇るオフロード走破能力をさらに強化します。非常に低速で粘り強い走行が求められる、過酷なオフロード環境で、特に効果を発揮します。ATPCは前進、後退どちらのギアであっても、1mphから19mph(1.8km/hから30km/h)の間で作動可能です。
この次世代ATPCを初めて採用する最初のモデルが、新型「レンジローバー」「レンジローバー・スポーツ」で、「TDV6」、「SCV6」、「V8 スーパーチャージド・モデル*」に搭載可能です。
* デュアルレンジ・トランスミッション、およびテレイン・レスポンス®2との組み合わせた場合
■よりクリーンになり、パフォーマンスも向上したエンジン
ランドローバー製3.0リッターV6エンジンは、従来の優れたパフォーマンスと燃費をより強化しています。これまで「TDV6」にはツイン・ターボチャージング・テクノロジーを使用していましたが、今回からボールベアリング式シングル・ターボチャージャーを採用しました。ロー・プレッシャー・エグゾースト・ガス・リサーキュレーション(LPEGR)と、寄生損失を抑制するツーステージ式のオイルポンプ、そして再設計した燃料噴射ノズルにより、「TDV6」は最高出力258PS、最大トルク600Nmを発生し続けます。同時に、燃料効率も、「レンジローバー TDV6」は驚異的な8.5%、「レンジローバー・スポーツ TDV6」は5.7%といった大幅な改善に成功しています。
「レンジローバー・スポーツ SDV6」では、パラレル・シーケンシャル・ターボチャージャーを引続き採用していますが、キャリブレーションの細部の変更により、最高出力が14PS増加し306PSに、最大トルクが100Nm増加し700Nmになりました。LPEGR、ツーステージ式オイルポンプ、再設計した燃料噴射ノズルも、燃費向上に貢献しています。その結果、7%という際立った改善を達成し、燃料効率40.4mpg(7リッター/100km)、CO2排出量185g/kmを実現しました。
3.0リッターV6スーパーチャード・エンジンを搭載した「レンジローバー SCV6」と「レンジローバー・スポーツSCV6」は、最高出力340PS、最大トルク450Nmを発揮しながらも、燃料効率は1.9%改善されています。このオールアロイ製エンジンは、新開発のサーモスタットにより、理想的な稼働温度に格段に速く到達するほか、レーザー加工のインジェクターにより、精密に最適化された噴出器で燃料が直接燃焼室に噴射されます。さらに、改良型カムシャフト・チェーンガイド、ツーステージ式オイルポンプ、ピストンとガジオンピンに施されたダイアモンドのような新しいコーティング、低粘性のオイルなど、これら全てが相まって、摩擦を低減し、効率が向上しました。
■ヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)
フロントガラスに主要な情報を投影するヘッドアップ・ディスプレイ(HUD)が、「レンジローバー」「レンジローバー・スポーツ」に初めて搭載されます。HUDにより、ドライバーは路面から視線をそらすことなく、ドライビング関連情報をより素早く視認することができます。
HUDに映し出されるデータには、走行速度、ギア・ポジション、シフト・インジケーター、クルーズ・コントロール情報、衛星ナビゲーションからの指示、トラフィックサイン・レコグニッションが含まれますが、最大限の利便性を確保するため、ドライバーは表示する情報を予め選択することができます。
■カスタマイズの選択肢が拡大
「レンジローバー TDV6」「レンジローバー SCV6」のエクステリアカラーには、印象的なユーロン・ホワイトが、「レンジローバー・スポーツ」にも、人目をひくカイコウラ・ストーンをラインアップに追加しました。
さらに、「レンジローバー」「レンジローバー・スポーツ」の両モデルで選択可能なパワーブラインド付の固定式パノラミックルーフは、ラグジュアリーなインテリアに、広々とした明るい車内空間を提供します。
以上
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