■先進技術を豊富に搭載したジャガー初のフルバッテリー電気自動車(BEV)である、エレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE」の受注を2018年9月26日(水)より開始
■ジャガーが提示するEV時代に適応する新たなキャブフォワード・デザイン、ユニークなプロポーション、そして並外れたインテリア空間
■ホイールベース2,990mm、全長4695mmというスペックは「F-PACE」とほぼ同等でありながら、ラージサイズ・ラグジュアリーSUV並の室内空間を確保
■太陽光を吸収、再放射する特殊コーティングを施したフルサイズ・パノラミックルーフを採用。ブラインドを不要にし、モダンで明るく広々としたキャビンを実現
■センターアームレスト下に10.5リットルのストレージ、リアシート後方に656リットルのラゲッジスペース(最大1,453リットル)、リアシート下のタブレットやラップトップの収納スペース、27リットルの「フルート(froot)」など、豊富な収納スペース
■90kWh リチウムイオン・バッテリーを搭載し航続距離は WLTC モード 438km*(国土交通省 審査値)
■最大効率97%を発揮するジャガー製モーターを2つ備え、合計最高出力400PS、最大トルク696Nm、0-100km/h加速4.8秒を発揮
■「I-PACE」専用アルミニウム・アーキテクチャーを採用し、理想的なバッテリーパックの構造およびレイアウトにより、重量配分50:50、ジャガー史上最も優れたねじり剛性(36kNm/deg)を実現
■最大7kWのAC普通充電と100kWのDC急速充電(日本では50kWの CHAdeMO規格)に対応。0%から80%までバッテリーを充電する際、100kWの場合は約40分、50kWの場合は約85分、7kWの場合は、約12.6時間で充電可能
■回生ブレーキ・システム、高効率のヒートポンプ技術などを活用し、航続距離とバッテリー効率を最大化
■人工知能(AI)アルゴリズムを使用した「スマート・セッティング」を初搭載。リモートキーとスマートフォンのBluetoothを介してドライバーを認識し、ドライバーの好みに応じてインフォテインメントやシート位置等を自動調整。さらに、乗員の位置を自動的に把握し、最適な温度にエアコン設定を自動調整する「スマートエアコン」機能を装備
■ワイヤレスでのアップデートにより、常に最新のソフトウエアを提供
■ジャガー初となるApple CarPlay(R) および Google Android Auto(TM)を採用
■車両登録日から5年間は走行距離無制限の新車保証を、車両登録日から8年以内または走行距離16万km以内で、バッテリー容量が70%を下回った場合を対象にしたバッテリー保証を付帯し、安心したEVライフを提供
2018年9月26日: ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:マグナス・ハンソン/ Magnus Hansson)は、ジャガー初のフルバッテリー電気自動車(BEV)となる、エレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE(アイ ペイス)」の受注を2018年9月26日(水)より、全国のジャガー・ランドローバー・ジャパン正規販売ディーラーネットワークにて開始します。「I-PACE」は、ジャガーが実用的なBEVをいち早く市場投入する欧州のプレミアム自動車メーカーとして、EV革命の最前線へと大きく飛躍させる重要なモデルとなります。
「I-PACE」はジャガーが白紙からデザイン・開発をしており、BEVだからこそ実現できた画期的なデザインやパッケージング、最新テクノロジーの数々、そしてジャガーならではのスポーツカーのパフォーマンス、SUVとしての実用性や居住空間など、これまで培ってきた知識と経験のすべてを結集させています。
革新的なEVデザイン
「I-PACE」はスーパーカーのコンセプト・モデル「C-X75」からインスピレーションを得ており、SUVでありながらクーペのような流線型のシルエットをもち、短く低いボンネット、空力特性を強化したルーフ・デザインを備えています。フロントグリルの形状やジャガー独自の「ダブルJ」グラフィック・デザインを用いたマトリックスLEDヘッドライトなど、ひと目でジャガーとわかる要素を取り入れながらも、EVだからこそ実現できた新時代のキャブフォワード・デザインを作り上げました。
このキャブフォワード・デザインとスクエアド・オフのリア・デザイン、そしてフロントバンパー開口部に取り付けたアクティブ・ベーンにより、空気抵抗係数(Cd値)をわずか0.29にまで引き下げています。このアクティブ・ベーンは必要に応じて開閉し、ボンネットスクープからウィンドスクリーン、ルーフラインにかけて気流を作るほか、バッテリー冷却やエアコンのために必要な空気を最適化します。
また、格納式のデプロイアブルドアハンドルや、65mph(105km/h)以上で巡航時に車高を自動的に10mm下げて空気抵抗を低減させるエアサスペンション(オプション)は、流麗なボディラインの保持とエアロダイナミクスに貢献し、そしてその結果効率性と航続距離を向上させています。
「I-PACE」のインテリアはミッドサイズSUV相当のボディサイズでありながら、キャブフォワード・デザインとEVパワートレインによって、ラージサイズSUVに匹敵する空間を確保しています。シートポジションを低めにしているためヘッドルームは968mmもあり、リアのレッグルームも890mmと余裕があります。そして、従来のトランスミッション・トンネルがないため、10.5リットルの便利なストレージ・コンパートメントを中央に備えることができました。リアのラゲッジスペースは656リットルで、シートを折り畳んでフラットにすると1,453リットルまで拡大します。さらに、リアシート下にはタブレットやラップトップが収納できるユニークなスペースや、フロントにも27リットルの収納スペース「フルート(froot)」(「フロント」と「ブート(トランク)」を掛け合わせた造語)を設けるなど、スペースを最大限活用しています。
オプションのフルサイズ・パノラミックルーフは車内を自然光で満たし、開放感をもたらします。このグラスルーフは太陽光を吸収・再放射させる最新のもので、さらに特殊コーティングで熱を遮断するので、サンブラインドがなくても外気温に左右されることなく快適な室内を保ちます。
エレクトリック・パフォーマンス
「I-PACE」は432パウチセルから成る最先端の90kWhリチウムイオン・バッテリーを搭載し、WLTCモード438km*(国土交通省審査値)という航続距離を実現しています。さらに、車軸と一体化させた軽量かつコンパクトなジャガー製永久磁石同期式電動モーターを前後輪に各1基配置し、アクスルを駆動させて瞬時に4輪すべてに正確なトルクを配分します。そのパフォーマンスは最高出力294kW/400PS、最大トルク696Nm、そして0-100km/h加速4.8秒を誇ります。
「I-PACE」専用に車体の94%にアルミニウムを使用した堅牢かつ軽量なアルミニウム・アーキテクチャーを設計・採用しました。さらに、ボディ構造の一部としてフロントとリアにアルミニウム製のサブフレーム、その間にバッテリーフレームを可能な限り低い位置でレイアウトすることで、理想的な重量配分50:50と、ジャガー史上最も高いねじり剛性(36kNm/deg)を実現し、スポーツカーのようなパフォーマンスと安定した走り、快適な乗り心地を提供します。
回生ブレーキと機械式ブレーキを一体制御する電動ブレーキ・サーボを搭載し、あらゆる状況においても一貫して正確なペダル・フィーリングを提供します。“high(高回生モード)”と“low(低回生モード)”の2段階から強度が選択できる回生ブレーキにより、「シングルペダル・ドライビング」が可能になりました。この「シングルペダル・ドライビング」とは、アクセル・ペダルから足を離すと回生ブレーキが作動し、実際にドライバーがブレーキを踏んでいなくても車両を完全に停止させることができるというものです。アクセル・ペダルから足を離すと、最大0.2Gの制動力を発生させ、ドライバーがブレーキ・ペダルを踏み込むと、さらに0.2Gの回生ブレーキを発生、合計0.4Gものエネルギーを発電します。
「F-TYPE」と同じダブルウィッシュボーン式フロント・サスペンションと「F-PACE」の改良型インテグラル・リンク式リア・サスペンションを備え、オプションで連続可変ダンパー付エアサスペンションも選択可能です。エアサスペンションは乗降時、通常時、オフロード走行時で3段階調整でき、乗降時には40mm下がり、オフロード走行時には最大50mm上がります。そのため、BEVでありながら最大水深500mmまでの渡河走行が可能です。
エレクトリック・ライフ
最大7kWのAC普通充電と100kWのDC急速充電、そして日本市場向けには50kW CHAdeMO規格の急速充電に対応しており、自宅や高速道路のサービスエリアなどの公共設備で充電が可能です。0%から80%までバッテリーを充電する際、DC急速充電(50kW)の場合は約85分で充電できます。そして0%から100%まで充電する際、AC普通充電(7kW)の場合は約12.6時間で充電できるため夜間や目的地充電が理想的です。
「I-PACE」では、バッテリー効率と航続距離を最大化するために、ヒートポンプ技術を活用して、バッテリーとエアコンの温度管理をしています。外気温が零度を下回る場合でも、高効率のヒートポンプを介してフロントからの排熱を回収し、1kWhの熱エネルギーを2.5kWhのバッテリー・エネルギーに変換してエアコンに活用し、バッテリー消費を抑えます。さらに、充電中は自動でバッテリーの温度も最適化しますが、この時の電力はバッテリーからではなく接続中の充電ケーブルから給電するため、航続距離に影響を及ぼしません。
なお、摂氏マイナス40度の北極圏で過酷な走行テストを実施しており、氷点下の極限な状況にも対応するBEVであることが証明されました。
安心してエレクトリック・ライフを過ごしていただけるよう、全グレードを対象に、5年の新車保証と、最長8年間または16万km以内のいずれかでバッテリー容量が70%を下回った場合のバッテリー保証を付帯しています。
最新テクノロジー&コネクティビティ
「I-PACE」には最新のテクノロジーやコネクティビティを多数取り入れています。そのひとつが、ジャガーとしては初めてAI学習機能を備えた「スマート・セッティング」です。これは、リモートキーとスマートフォンのBluetoothを介してドライバーを「I-PACE」が自動的に認識し、ドライバーの好みの設定を読み込み、車両に乗り込む時には、インフォテインメントやシート位置等が自動的に調整されるというものです。これらの各設定は、時が経つとともに、時間、場所、天候、行動パターンに基づき、ドライバーに合わせてカスタマイズされます。また、乗員の位置を自動的に把握し、最適な温度にエアコン設定を自動調整する「スマートエアコン」機能も装備しています。
さらに、ドライバーがスマートフォンを忘れて乗車すると、「インテリジェント・フォーン・リマインダー」がドライバーに教えたり、「プリディクティブ・コールリスト」が、電話の使用パターンを学習し、頻繁に電話をかける相手の連絡先を優先的に表示したりします。
「I-PACE」は10インチと5インチの高解像度デュアルタッチスクリーンで構成される最新インフォテインメント・システム「Touch Pro Duo」をジャガーとして初めて採用しています。タッチスクリーン、静電容量センサー、ロータリー・コントローラーによるシンプルな操作という組み合わせで、直感的な操作が可能です。
最新のEVナビゲーションも搭載しており、ドライバーの走行履歴やドライビング・スタイルを考慮して、目的地までの経路の地形を解析、高精度な航続距離やバッテリー残量を算出し、安心して運転できる環境を提供します。また、ジャガー・ランドローバーとしては初めてApple CarPlay®、Android Auto™を標準装備しており、充実したドライビング・エクスペリエンスをサポートします。
さらに、ジャガーとしては初めてソフトウエアアップデート(SOTA: Software Update Over The Air)に対応し、車載通信モジュールを利用してワイヤレスでソフトウエアのアップデートが可能になりました。常にインフォテインメント・システム、テレマティクス・ユニット、およびバッテリー・コントロール・モジュールを最新の状態にでき、メインテナンスのための入庫回数を減らすことができます。
*WLTP値:470km(欧州検査機関測定値)
<「I-PACE」 概要>
■受注開始日
2018年9月26日(水)
■主な特徴および装備
- 432パウチセルから成る90kWhリチウムイオン・バッテリーを搭載しWLTCモード438km*(国土交通省審査値)という航続距離を実現
- ドライブシャフトと一体化した軽量かつコンパクトな2つの永久磁石同期式電動モーター(最大効率97%)が合計最高出力294kW/400PS、最大トルク696Nm、0-100km/h加速4.8秒を実現。これはスーパーチャージャー搭載のV8エンジンに匹敵
- 最大7kWのAC普通充電と100kWのDC急速充電(日本では50kWの CHAdeMO規格)に対応。0%から80%までバッテリーを充電する際、50kWの場合は約85分で充電可能。0%から100%まで充電する際、7kWの場合は約12.6時間で充電可能
- “high(高回生モード)”と“low(低回生モード)”の2段階の「シングルペダル・ドライビング」が可能。アクセル・ペダルから足を離すと回生ブレーキが作動し、ブレーキ・ペダルを踏み込むと、合計0.4Gものエネルギーを発電
- ヒートポンプ技術を活用し、バッテリー効率と航続距離の最大化に寄与。電源ケーブルと接続すると自動的にバッテリー温度を最適化し、さらにフロントからの排熱を回収し、1kWhの熱エネルギーを2.5kWhのバッテリー・エネルギーに変換してエアコンに活用、バッテリー消費を節約
- ジャガーが設計した前後の2つのモーターでフロントとリアのホイールをそれぞれ駆動させる全輪駆動(AWD)システムを採用。各モーターは路面状況に合わせて瞬時に4輪すべてに正確なトルクを配分
- 車体の94%にアルミニウムを使用したボディ構造、バッテリーパックを底面にレイアウトして低重心にしたことにより、理想的な重量配分50:50と、ジャガー史上最も高いねじり剛性(36kNm/deg)を実現
- 先進のダブルウィッシュボーン式フロント・サスペンション、インテグラル・リンク式リア・サスペンションを採用し、俊敏なハンドリングと卓越した乗り心地を提供
- 乗降時、通常時、オフロード走行時で3段階調整ができるエアサスペンション(オプション)。稼働域は90mmで、乗降時には-40mm、オフロード走行時には+50mmとなり、さらに65mph(105km/h)以上で巡航時には車高を自動的に10mm下げて空気抵抗を低減
- BEVでありながら渡河水深は500mm
- スーパーカーのコンセプト・モデル「C-X75」をモチーフにし、BEVだからこそ実現できた新時代のキャブフォワード・デザイン
- ボディ形状のほか、必要に応じて開閉し冷却と空力のバランスを最適化する、フロントバンパー開口部のアクティブ・ベーン、格納式のデプロイアブルドアハンドルなどにより、空気抵抗係数(Cd値)は0.29を実現
- サンブラインドがなくても室内温度を快適に保つ最新技術と特殊コーティングを採用したパノラミックサンルーフ(オプション)
- 弧を描くルーフラインのエクステリアでありながら、ヘッドルーム(フロント:1,013mm、リア:968mm)、レッグルーム(フロント:1,040mm、リア:890mm)を確保し広々とした室内空間
- センターアームレスト下(10.5リットル)、ラゲッジスペース(656リットルから最大1,453リットル)、リアシート下のタブレットやラップトップの収納スペース、フロントに設置したフルート(27リットル)など、豊富な収納スペースを確保したパッケージング
- 10インチと5インチの高解像度デュアルタッチスクリーンで構成される最新インフォテインメント・システム「Touch Pro Duo」をジャガー初採用
- ジャガー・ランドローバーとしては初めてApple CarPlay®、Android Auto™を標準装備
- ジャガー初のAI学習機能を備えた「スマート・セッティング」を採用。リモートキーとスマートフォンのBluetoothを介してドライバーを認識し、ドライバーの好みに応じて設定を自動調整。時間、場所、天候、行動パターンに基づき、ドライバーに合わせてカスタマイズ
- 乗員の位置を自動的に把握し、最適な温度にエアコン設定を自動調整する「スマートエアコン」機能を装備
- 室内に加工されたエンジン音のサウンドを響かせるアクティブ・サウンド・デザインを搭載
- 走行中(0-180km/h)、カメラとレーダーが連動して前方の車両とレーンをモニターして車両をレーン中央に維持しながら、前方の車両に応じて速度を自動で調整するステアリングアシスト付きアダプティブ・クルーズコントロールを初搭載
- 緊急ブレーキ、エマージェンシーブレーキアシスト(EBA)、クルーズコントロール、スピードリミッター、ドライバーコンディションモニター、レーンキープアシストなどの豊富なドライバー支援システム
- 主要データ(速度、ギアポジション、ナビゲーションの指示やオフロード情報など)をフロントガラス上に表示するヘッド・アップ・ディスプレイ(HUD)
- ウェアラブル技術を活用したウォータープルーフ仕様・耐衝撃のリストバンド型アクティビティキー
- 車両登録日から5年間の走行距離無制限の新車保証と、車両登録日から8年以内または走行距離が16万km以内(いずれか先に到達した時点まで)で、バッテリー容量が70%を下回った場合を対象にしたバッテリー保証を付帯し、安心したEVライフを提供
- デザインチームが設計の段階から開発に携わった純正アクセサリーは約70アイテムをラインアップ。お客様のライフスタイルや好みに合わせて「カーボンファイバー」、「ビジネス」、「ツーリング」、「ペット」の4つのセレクションも用意
■エクステリアカラー(全12色)
フォトンレッド*、ユーロンホワイト、フジホワイト、シージアムブルー、サントリーニブラック、ナルヴィックブラック、コリスグレー、ボラスコグレー、インダスシルバー、ファラロンパールブラック、フィレンツェレッド、シリコンシルバー
*I-PACE FIRST EDITION限定色
■ラインアップおよびメーカー希望小売価格(消費税8%込み)
I-PACE S、9,590,000円
I-PACE SE、10,640,000円
I-PACE HSE、11,620,000円
I-PACE FIRST EDITION、13,120,000円
※保険料、消費税を除く税金、登録に伴う費用、付属品、リサイクル料金は含みません
以上
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