2019年6月5日
新型「DEFENDER」のフィールドテストが完了し、最新動画を公開
ケニアのボラナ野生保護区でライオン保護活動をサポート
■Tested by experts: 1万4,000ヘクタールにおよぶケニアのボラナ野生保護区で新型「DEFENDER」の最終フィールドテストを実施。アフリカ野生動物保護組織「Tusk Trust(タスク・トラスト)」が取り組むライオン保護活動をサポート
■Tougher than ever: 野生動物管理チームの活動で、ユニークなカモフラージュを施した新型「DEFENDER」のプロトタイプ車両が活躍
■Unstoppable capability: 保護活動に必要な資材の牽引・運搬や、河川を渡りながらライオンの群れを追跡するなど、様々な仕事に関わりながら走行テストを遂行
■Trusted partner: ランドローバーは15年間にわたり「Tusk Trust」のオフィシャル・パートナーを務めており、2019年は、アフリカにおけるライオンの危機的状況を啓発する「イヤー・オブ・ザ・ライオン」の年に当たる
■Iconic imagery: ファインアート・フォトグラファーのデイビット・ヤーロー氏が、新型「DEFENDER」のプロトタイプ車両とともに野生動物を撮影。「イヤー・オブ・ザ・ライオン」のチャリティキャンペーンを盛り上げる
■Captured on film: フィールドテストの様子を収めた新型「DEFENDER」の動画
2019年6月4日、英国ホイットリー発:ランドローバーは、新型「DEFENDER」の最終フィールドテストをアフリカ野生動物保護組織「Tusk Trust(タスク・トラスト)」の協力のもと、ケニアのボラナ野生保護区で実施し、アフリカのライオン保護活動を支援しました。すべての過酷なプログラムが完了し、新型「DEFENDER」の開発が順調に進んでいます。
今回のテストに使用した新型「DEFENDER」プロトタイプ車両は、専用に開発された「シュノーケル」タイプのエアインテークを装備して、エクステリアにはユニークなカモフラージュを施し、1万4,000ヘクタールにおよぶボラナ野生保護区で、首輪型の無線発信装置を付けたライオンの追跡や資材の運搬に使用されました。
このテストプログラムはとてもユニークなもので、「Tusk Trust」の野生動物管理チームが「DEFENDER」で河川を渡ったり、重い資材等を積載したトレーラーを牽引したりして、過酷な地形を走破する一連の実地テストが行われました。さらに、沈静した雄ライオンに近づき、故障した追跡用首輪の交換作業でも活躍しています。
ボラナ野生保護区には、平原や深い轍のできた道、岩だらけの急な坂、ぬかるんだ川岸、密林などがあり、新型「DEFENDER」の比類なく万能な走破能力が実証できる機会となりました。
ジャガー・ランドローバーのビークルライン・ディレクター、ニック・コリンズは次のように述べています。
「新型『DEFENDER』のテストおよび開発は順調に進んでおり、当社のパートナーである『Tusk Trust』との連携により、ケニアで貴重なパフォーマンス・データを収集することができました。ボラナ野生保護区には、過酷な環境が数多く点在しており、新型『DEFENDER』のオールテレイン走破能力を極限までテストするのに完璧な場所でした。」
ランドローバーは15年間にわたって「Tusk Trust」のオフィシャル・パートナーを務めています。今回、新型「DEFENDER」は、「Tusk Trust」が取り組むボラナ野生保護区におけるライオン保護プログラムのサポート車両として使用されました。アフリカ大陸でのライオンの状況は危機的で、その頭数はかつての4分の1にまで減少し、希少種と言われているサイ(クロサイ2万頭、シロサイ5,000頭)と比べても少なくなっています。全世界において生き延びている野生のライオンは2万頭を下回り、1世紀前の20万頭から激減しているのが現状です。
「Tusk Trust」の最高責任者であるチャールズ・メイヒューMBEは、次のように語っています。
「今年は『イヤー・オブ・ザ・ライオン』の年に当たります。私たちの役目は、アフリカ全土におけるライオンの個体数が驚くほど減少しているという事実を世の中に知らしめ警鐘を鳴らすことです。幸い、ボラナ野生保護区には数多くのライオンの群れが生息しています。この広大かつ過酷な環境で暮らすライオンたちの動きを追跡、監視することは、ライオンを保護し、近隣コミュニティとのトラブルを減らしていくためには不可欠なことです。新型『DEFENDER』は、深い河川から岩場まで、どんな過酷な環境でも楽々と走破してくれました。」
また、今回のフィールドテストでは、世界的に有名なファインアート・フォトグラファーであるデイビット・ヤーロー氏が、新型「DEFENDER」のプロトタイプ車両とともに野生動物の撮影を行いました。ヤーロー氏が撮影した野生動物の写真は、「Tusk Trust」の「イヤー・オブ・ザ・ライオン」のチャリティキャンペーンを盛り上げるため活用される予定です。
デイビット・ヤーロー氏は次のようにコメントしています。
「野生動物を撮影するためには、いかにして最適なポジションにアクセスできるかということが大きな鍵となります。そのため、普通では到底たどり着けないような場所に連れて行ってくれるクルマが必要になるのです。ランドローバーが誕生した1948年から、『DEFENDER』はアドベンチャーの代名詞であり、保護活動に欠かせないモデルです。アフリカのライオンが直面している危機的状況にスポットライトを当てる今回の試みは、『DEFENDER』の世界観を体現していると思います。」
新型「DEFENDER」は2019年後半にワールドプレミアを予定しています。新型「DEFENDER」に関する最新情報を希望の方は以下より登録ください。
※本プレスリリースはジャガー・ランドローバーが2019年6月4日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。日本における導入時期および仕様、サービス内容に関しては、決定次第発表します。
以上
エディターズ・ノート
ランドローバーについて
ランドローバーは1948年以来、そのモデル・シリーズ全体にわたり、本格的な4x4を継続して製造しています。「DEFENDER」、「DISCOVERY」、「DISCOVERY SPORT」、「RANGE ROVER」、「RANGE ROVER SPORT」、「RANGE ROVER VELAR」、そして「RANGE ROVER EVOQUE」は、それぞれが世界のSUVカテゴリーを代表するモデルです。現在、これらのモデルの80%は輸出され、世界100か国以上で販売されています。
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