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パナソニック・ジャガー・レーシング、 フォーミュラE選手権 第3戦、サンティアゴ・グランプリに出場 ミッチ・エバンスが3位入賞で表彰台に

公開日:2020/01/23 13:00

2020年1月23日

パナソニック・ジャガー・レーシング、
フォーミュラE選手権 第3戦、サンティアゴ・グランプリに出場
ミッチ・エバンスが3位入賞で表彰台に

■ABB FIA フォーミュラE選手権2019/2020シーズン第3戦がチリのサンティアゴで開幕
■ミッチ・エバンスはABB FIA フォーミュラEにおいて2度目のポールポジションを確保し、19ポイントを獲得
■ジェームス・カラドはチーム参戦後2つ目のポイントを獲得
■パナソニック・ジャガー・レーシングは、フォーミュラEチームのチャンピオンシップで現在5位
■次戦は2月15日(現地時間)メキシコシティで開幕、再び参戦予定


2020年1月18日 チリ、サンティアゴ発: サンティアゴで開催されたパナソニック・ジャガー・レーシングで、ミッチ・エバンスはポールポジションで予選を通過した後、決勝レースで3位という結果を残しました。ジェームス・カラドは、チリのうだるような暑さの中、8位でフィニッシュし、英国チームはダブルポイントを確保しました。

ミッチ・エバンスは予選で申し分のないパフォーマンスを発揮しました。グループ・クオリファイ・セッションとスーパーポール・シュートアウト・セッションの両方で快勝し、今シーズンで初めて、フォーミュラEでは2度目となるポールポジションを獲得しました。ニュージーランド出身のミッチはラインをそれた際、エネルギー情報の受け取りに問題が生じましたが、チームがシステムトラブルを修復すると、今度はエネルギーを過剰に消費し、バッテリーの温度管理が必要となりました。エネルギー不足により、ミッチ・エバンスはペースを上げて走ることができず、これによりマックス・ギュンターにアタックモードを許し、レース後半にはアントニオ・フェリックス・ダ・コスタに先行を許しました。しかし、この初期段階で発生した問題にもかかわらず、チームとミッチ・エバンスは順調に乗り越え、3位を維持することができました。チームとドライバーにとって多くの困難があった1日だったにもかかわらず、価値ある表彰台を確保しました。

イギリス人ドライバーのジェームス・カラドは、サンティアゴでの最初のレースにおいて8位でチェッカーフラッグを受け、チームに2つ目のポイントを確保しました。予選で18位という厳しい結果の後、「I-TYPE 4」を操りポイント獲得圏内に入ると、レース中に10ポジションを上げ、貴重な4ポイントを獲得しました。

ドライバー、ミッチ・エバンスのコメント:
「予選1位通過時と今シーズン2度目のポールポジションを獲得できたスーパーポール・シュートアウト・セッションはかなり調子が良かったのですが、残念ながら決勝レース中にその調子を発揮することができませんでした。エネルギー管理がうまくいかず、リズムに乗ることが困難でした。しかし、一番の目的はポイントと表彰台の獲得であり、それらはこの週末に達成することができたので、私たちはサンティアゴを気持ちよく去ることができます。次回1位で表彰台を飾れるよう、今日のレースから学びを得たいと思います。」

ドライバー、ジェームス・カラドのコメント:
「今日のレースも、『I-TYPE 4』も、素晴らしかったです。たくさんのポイントを獲得し、合計すると10ポイントとなりました。 18位から8位にまで追い上げたことはすばらしい結果であり、グランプリは貴重な学びの機会でもありました。次回は予選でのパフォーマンスを改善したいと考えています。この週末は間違いなく良い週末でしたし、次回を楽しみにしています。表彰台はもう目前であり、それは時間の問題と言えるでしょう。」

パナソニック・ジャガー・レーシング・チームのディレクターであるジェームズ・バークレーのコメント:
「このレースから学べることは間違いなくあります。初期にシステムトラブルに直面し、レース戦略を妥協せざるを得ず、今回は勝利のために戦うことができませんでした。チームが表彰台を死守するためにトラブルを修復し、パフォーマンスとスピードに非常に前向きに挑んだ姿勢を誇りに思います。両方のドライバーがポイントを獲得して表彰台に立つことが私たちの目標でしたが、彼らはトラック上での課題にもかかわらず成し遂げました。ミッチは、難しいレースでも強気に先頭を保ち、予選を制することができました。ジェームズは、今日、彼にとって3度目となるFEレースで素晴らしいレースクラフトを披露しました。今回学んだ多くが来月のメキシコシティでの新しい挑戦に活かされることでしょう。」

※本プレスリリースはジャガー・ランドローバーが2020年1月19日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。

以上

エディターズ・ノート

パナソニック・ジャガー・レーシングについて
ジャガーは2016年10月にモータースポーツ界に復帰し、電気自動車によるレーシング・シリーズ、ABB FIAフォーミュラE選手権に参戦した、最初のプレミアム自動車メーカーとなりました。2019年、パナソニック・ジャガー・レーシングはローマ・グランプリで初優勝を果たし、これは、ジャガーが国際的なモータースポーツイベントで勝利を飾った1991年以来初となります。

ジャガーにとってフォーミュラEは、電動化の未来を加速させるための現実世界のテストベッドです。

フォーミュラEの公式マニュファクチャラー・チームとして、パナソニック・ジャガー・レーシングは、モーター、トランスミッション、インバーター、リア・サスペンションを含むパワートレインを独自設計していますが、コストを抑えるため、カーボン・ファイバー・シャシーとバッテリーは、全12チーム共通となっています。これにより、未来のジャガー・ランドローバーの電気自動車のパフォーマンスと可能性を向上させる、効率的で軽量なパワートレインの開発に焦点を絞ることができます。

フォーミュラEレースマシン「Generation 2」の使用は今回で2シーズン目を迎えました。各チーム、ドライバー1人につき1台で、レースを戦います。

フォーミュラEは、電気自動車によるレースというコンセプトに加え、モータースポーツの世界において開催地の選定に関してもユニークです。選手権はディルイーヤ、ローマ、パリ、ニューヨークなどといった世界的大都市を舞台に、特設の公道サーキットで開催され、最終戦はロンドンで2戦連続開催されるダブルヘッダー・レースとなります。

- Jaguarウェブサイト:http://www.jaguar.co.jp


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ジャガーコール(フリーダイヤル)0120-050-689
(9:00~18:00、土日祝日を除く)

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