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日本人ドライバー青木拓磨選手 「TEAM YOKOHAMA CHALLENGE」とともに 「Jaguar I-PACE eTROPHY」シリーズへ参戦

公開日:2020/02/07 13:00

2020年2月7日

日本人ドライバー青木拓磨選手
「TEAM YOKOHAMA CHALLENGE」とともに
「Jaguar I-PACE eTROPHY」シリーズへ参戦

■フルバッテリー電気自動車(BEV)によるワンメイクレース・シリーズ「Jaguar I-PACE eTROPHY」シリーズに、日本を拠点とする「TEAM YOKOHAMA CHALLENGE」が参戦
■1998年の事故で下半身不随となった元GPライダー、青木拓磨選手がドライバーとして参画し、「Jaguar I-PACE eTROPHY」の専用マシンを操縦
■青木選手は、国際的な電気自動車のレースにおける初めての車いすレーサーとして歴史に名を刻む
■ジャガー・ランドローバーのスペシャルビークルオペレーションズ(SVO)と、イタリアに本拠地を置くグイドシンプレックス社およびM-Sport社によって、足を使わずに操縦可能な特別仕様車が完成
■「Jaguar I-PACE eTROPHY」は、世界初となる市販車ベースの電気自動車による国際選手権。次戦は2020年2月15日(現地時間)にメキシコシティで開催 

2020年2月6日、英国ホイットリー発:かつてスーパーバイク世界選手権やロードレース世界選手権(MotoGP)を戦った青木拓磨選手が、「Jaguar I-PACE eTROPHY」シリーズの「TEAM YOKOHAMA CHALLENGE」にドライバーとして参戦することを発表しました。2月15日(現地時刻)にメキシコシティで行われる第3戦より出場する予定で、車いすレーサーとして初めて、電気自動車による国際レースシリーズ参戦を果たし、歴史にその名を刻みます。

MotoGPの500ccクラスにホンダから参戦し総合5位を獲得した翌年の1998年、青木選手は事故によって下半身不随となりましたが、それ以降も青木選手はモータースポーツに携わり続け、2009年のダカールラリーと2016年のアジアクロスカントリーラリーで専用車両を駆り、4輪の舞台で成功を収めました。

2019年には、ル・マン24時間のサポートパッケージの一部であるRoad To Le Mans大会で、SRT41によるミシュラン・ル・マンカップ-LMP3部門とラ・フィリエール・フレデリック・ソーセットに出場しました。

電気自動車によるレースへ初参戦するにあたり、青木選手は専用設計のジャガー「I-PACE eTROPHY」を操縦します。グイドシンプレックス社製のレバーアクチュエーターは、ジャガー・ランドローバーのスペシャルビークルオペレーションズ(SVO)、M-Sport社、そして青木選手のレースエンジニアリングチームによって、設計・開発された特注のブラケットと改造により、ステアリングコラムマウントに取り付けられました。電子スロットル制御を活用するために、レバーベースのブレーキ作動を変更、スロットルからの特注の「プル型」作動の効率を高めるために、ペダルボックスの位置を変更しました。既存ペダルのケーブルを利用することで「Jaguar I-PACE eTROPHY」専用マシン仕様への変更を容易にした独自設計になっています。

「TEAM YOKOHAMA CHALLENGE」のドライバーとなった青木拓磨選手のコメント:
「私にとって初の電気自動車レース参戦となる今回、『TEAM YOKOHAMA CHALLENGE』のメンバーとして『Jaguar I-PACE eTROPHY』シリーズに参加できることを非常に嬉しく思います。人生においては誰もが挑戦者であり、私の人生はこれからだということを改めて証明することができます。たとえ下半身不随であっても、自分の夢に挑戦することができるのです。ジャガーレーシングのエンジニアリングチーム、グイドシンプレックス社、M-Sport社が車両を特別な仕様にするために熱心に取り組んでくれたことを心から感謝したいと思います。経験豊富なレーサーとメキシコシティで競い合うのが待ち遠しいです。」

チャンピオンシップ・マネージャー、マーク・ターナーのコメント:
「青木選手をシリーズに迎えることができ非常に嬉しく思います。これまでのキャリアを通じて、彼は見事な回復と、素晴らしいレースパフォーマンスを見せてきました。電気自動車のレースでも魅了してくれるに違いありません。」

「Jaguar I-PACE eTROPHY」マシンのエンジニアリングマネージャーであるアダム・ジョーンズのコメント:
「『Jaguar I-PACE eTROPHY』を手のみで操縦できる仕様に変更するのは、SVOにとって大変ワクワクするチャレンジでした。青木選手のレースチームやM-Sport社と連携し、eTROPHYレースシリーズで戦えるマシンを開発しました。この素晴らしいコラボレーションによる成果は、『Jaguar I-PACE eTROPHY』の先進的かつ革新的なエンジニアリングを体現していると自負しています。」

2019年11月にサウジアラビアのディルイーヤで、2戦連続でレースが開催され、Simon EvansとSérgio Jimenezが勝利して華々しく幕を開けた「Jaguar I-PACE eTROPHY」は、ABB FIAフォーミュラE選手権の公式サポート・レースとして、2月15日(土)14:00(現地時間)にメキシコシティで第3戦が開催されます。

※本プレスリリースはジャガー・ランドローバーが2020年2月6日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。

以上
エディターズ・ノート

「Jaguar I-PACE eTROPHY」について
ジャガーは2016年より、最初のプレミアム自動車メーカーとしてABB FIAフォーミュラE選手権に参戦しています。フォーミュラE第5シーズンより、ジャガーはABB FIAフォーミュラE選手権の公式サポート・レースとして、世界初となる市販車ベースのフルバッテリー電気自動車(BEV)によるワンメイクレース・シリーズ「Jaguar I-PACE eTROPHY」を発足しました。

Jaguar I-PACE eTROPHY専用のレースカーのみを使用するこのサポート・レースは、未来のドライバーや定評のあるレーシングドライバーに、ゼロエミッションのモータースポーツの世界的な舞台で競い、彼らの才能を披露する機会を提供します。最初のシーズンで歴史を作りあげた画期的な本シリーズは、今シーズンは8つの世界都市で10レースが開催され、最大20台の、ジャガーのフルバッテリー電気自動車「I-PACE」がグリッドに並びます。

シーズン2には、新しくATTACK MODEが導入されています。各レースで決定される特定の時間帯に、トルクとパワーが20%追加で提供されるため、より緻密なレース戦略を立てることができ、オーバーテイクのチャンスが増えました。

ジャガー初のエレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE」の市場導入を機に始まったこのシリーズは、ジャガー・ランドローバーが掲げる今後の電動化戦略と、フォーミュラE選手権へのコミットメント、「Race to Innovate(イノベーションのためのレーシング)」というミッションをより強化するものです。

「Jaguar I-PACE eTROPHY」のパートナーには、オフィシャル・タイヤ・サプライヤーとしてミシュラン(Michelin)、オフィシャル・チャージング・パートナーとしてABB、テクニカル・パートナーとしてサベルト(Sabelt)、オフィシャル・クロージング・サプライヤーとしてワンオールスポーツ(One All Sports)、オフィシャル・レースウェア・サプライヤーとしてAlpine Stars、そしてオフィシャル・ロジスティックス・パートナーとしてDHLが名を連ねています。


- Jaguarウェブサイト:http://www.jaguar.co.jp


◆お問い合わせ先◆
ジャガーコール(フリーダイヤル)0120-050-689
(9:00~18:00、土日祝日を除く)

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