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フルバッテリー電気自動車(BEV)によるワンメイクレース・シリーズ 「Jaguar I-PACE eTROPHY」第4戦~10戦がベルリンで開幕 Simon Evansが総合優勝を果たす

公開日:2020/08/18 17:00

2020年8月18日

フルバッテリー電気自動車(BEV)によるワンメイクレース・シリーズ
「Jaguar I-PACE eTROPHY」第4戦~10戦がベルリンで開幕
Simon Evansが総合優勝を果たす

■フルバッテリー電気自動車(BEV)によるワンメイクレース・シリーズ「Jaguar I-PACE eTROPHY」第4戦~10戦がドイツのベルリンで開幕
■Simon Evans(Team Asia New Zealand)がPROクラスで総合優勝
■Sérgio Jimenez(ZEG iCarros Jaguar Brazil)は総合2位を獲得
■Cacá Bueno(ZEG iCarros Jaguar Brazil)は7戦すべてで表彰台を飾り、総合4位を獲得

2020年8月5~13日、ドイツ、ベルリン発: フルバッテリー電気自動車(BEV)「I-PACE」によるワンメイクレース・シリーズ「Jaguar I-PACE eTROPHY」が、8月5日よりベルリンのテンペルホーフ・サーキットを会場に、第4戦~10戦の計7戦を「Lockdown Showdown」として4か月ぶりに開催しました。

第4戦、予選で素晴らしいパフォーマンスを見せたCacá Bueno(ZEG iCarros Jaguar Brazil)がリードを保ち、圧倒的な走りで5カ月間中断していた「I-PACE eTROPHY」の再開レースを制しました。Sérgio Jimenez(ZEG iCarros Jaguar Brazil)は、Simon Evans(Team Asia New Zealand)との激しい接戦の末、わずかに及ばず4位に終わりました。

第5戦、今シーズンの初めから競ってきたSérgio Jimenez、Simon Evans、Cacá Buenoの3人が一段と激しいバトルを繰り広げる緊迫した展開のレースになりました。アタックモードが多用されたこのレースを制したSérgio Jimenezは、ここぞという場面で20%増のパワーを操り、シリーズ首位の座を狙うSimon Evans の追撃をうまくかわしてトップでフィニッシュし、今シーズン3勝目の勝利を手にしました。Alice Powell(Jaguar ran racing Team Germany)は力を発揮しきれず、アタックモード発動のチャンスを何度も逃して7位に終わりました。

第6戦、この日は多くのドライバーが「アタックモード」発動のチャンスを何度も逃す中、戦略的にレースを進めたSérgio Jimenezが再度、リードを保って1位でフィニッシュしました。タイトルを争うSimon Evansはアタックモードの発動をミスし、第4戦で勝利したCacá Buenoの後塵を拝して3位に甘んじました。

8月9日は「スーパーサンデー」として第7戦、8戦の2レースが開催され、Simon Evansが両レースとも制し、トップとのポイント差を縮めました。Fahad Algosaibi(Saudi Racing)はこの日もまったくミスのないパフォーマンスで、ここまでベルリンでのPRO-AMカテゴリーですべて勝利したことにより、2レースを残してチャンピオンの座を確定させました。

第9戦、Simon Evansがトップでフィニッシュラインを通過し、3勝目の勝利を手にしました。Sérgio Jimenezは、何とか2位に入り、3ポイント差のリードを保ち残りの1レースに臨む為、最終ラップでチームメイトのサポートを得ることになりました。

第10戦、最初の周回で、オーストラリア人のNick Foster(Jaguar China Racing)がSérgio Jimenezを第一コーナーで抜きにかかったものの、ブラジル勢に抑えられ順位を下げました。Alice Powell(Jaguar ran racing Team Germany)は4位と表彰台にわずかに届かなかったものの、シリーズ4位の座を確保しました。そしてまだ10代のフランス人のGregory Segers(Jaguar China Racing)は青木拓磨(Team Yokohama Challenge)を抑え、チームメイトのNick Fosterの後に続いてフィニッシュしました。

PRO-AMに挑戦したPaul Spooner(Saudi Racing)はVIPドライバーのSven Försterと並んでスタートした後、パンクによってリタイアとなり、レースを早々に終えました。ブラジル人のAdalberto Baptista(ZEG iCarros Jaguar Brazil)が果敢な走りで今シーズン初の勝利を手にし、シーズン2位の座を獲得しました。

Simon Evans (Team Asia New Zealand)のコメント:
「まだ実感がわきませんが、『Jaguar I-PACE eTROPHY』シーズン2のチャンピオンになれて、大変光栄です。『I-PACE』はまたしても僕の要求に完璧に応えてくれて、まるでロケットに乗っているかのように感じました!9日間で7レースという過酷な日程でしたが、素晴らしい9日間でもありました。Giltrapファミリーおよびグループの皆さん、Accessグループ、Wearnesグループの皆さんのおかげで、無事走り切ることが出来ました。これまでと同じセッティングで、自分たちのやり方を貫いたことで良い結果を残すことができたので、Team Asia New Zealandに大変感謝しています。Robin Colganをはじめ、アジアパシフィックオフィスの皆さん、僕を運転席に座らせてくれて、本当にありがとうございました。Giltrap グループ、 Access グループ、Wearnes グループ、そしてこの機会を下さった皆さん、本当にありがとうございました。最高の気分です!」

Sérgio Jimenez (ZEG iCarros Jaguar Brazil)のコメント:
「この何日か、セッティングが望んでいたようにはうまくいきませんでした。できる限りの手を尽くしましたが、第6戦以降はセッティングがうまく決まらず、思うようにペースが上げられませんでした。『Jaguar I-PACE eTROPHY』シリーズに参戦して、モータースポーツの電動化を盛り上げるために一役買えたことは素晴らしい体験でした。満足はしていますが、2度目のチャンピオンになれなかったのは残念です。」

Cacá Bueno (ZEG iCarros Jaguar Brazil)のコメント:
「このレースに勝ってチームに貢献するために全力を尽くしました。あくまでフェアにですが、SérgioがEvansを追い抜けるよう援護もしました。素晴らしい車で2年連続して素晴らしいシーズンに参加できて非常に幸せです。サウジアラビアでの2レースに出ていればEvansとJimenezと戦うことができたと思うと残念な気もしますが、それでも、歴史に残る世界初となる市販車ベースのフルバッテリー電気自動車(BEV)によるワンメイクレース・シリーズに参戦できたことは素晴らしい経験でした!」

青木拓磨 (Team Yokohama Challenge)のコメント:
「第10戦のレースは面白かったです。ポジションを上げたあと、タイヤを壁に当ててしまったためにラップを上げることが出来ませんでしたが、悪くはなかったです。今回を通じて、このクルマは走らせ方がとても特殊だということで、今後の自分のノウハウとして大きな経験になりました。ありがとうございました。」

Mark Turner (I-PACE eTROPHY Series Manager)のコメント:
「最高のフィナーレになりました。Simon Evans、シーズン2のチャンピオン獲得おめでとうございます。2シーズンにわたる『Jaguar I-PACE eTROPHY』に参戦してくれたすべてのドライバーに感謝したいと思います。また、エンジニア、整備士、コマーシャルパートナー、そしてシリーズの実現を陰で支えてくれたすべての皆さんに心から感謝し、皆さんのことを大いに誇りに思います。誰もが例外なくこのシリーズのために力を尽くしてくれました。今日で『Jaguar I-PACE eTROPHY』が終わるのは淋しいですが、このシリーズに参画できたことを本当に光栄に思います。フォーミュラEが先見の明を持ち、この歴史的なシリーズを公式サポートシリーズとして開催してくれたことに感謝します。

振り返ってみると、このシリーズには良い思い出ばかりです。さまざまなバックグランドや文化、国籍をもつドライバーにチャンスが与えられました。Reema Jufalliはサウジアラビアの女性ドライバーとして初めて母国でのレースに参戦し、青木拓磨選手は下肢に障害をもつドライバーとして初めて電気自動車のレースに参戦しました。私たちが新しい境地を切り拓いたことは確かです。私たちが世界の1番手であり、この後に続く人たちはすべて2番手になるわけです。」

※本プレスリリースはジャガー・ランドローバーが2020年8月5~13日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。

以上

エディターズ・ノート

「Jaguar I-PACE eTROPHY」について
ジャガーは2016年より、最初のプレミアム自動車メーカーとしてABB FIAフォーミュラE選手権に参戦しています。フォーミュラE第5シーズンより、ジャガーはABB FIAフォーミュラE選手権の公式サポート・レースとして、世界初となる市販車ベースのフルバッテリー電気自動車(BEV)によるワンメイクレース・シリーズ「Jaguar I-PACE eTROPHY」を発足しました。

Jaguar I-PACE eTROPHY専用のレースカーのみを使用するこのサポート・レースは、未来のドライバーや定評のあるレーシングドライバーに、ゼロエミッションのモータースポーツの世界的な舞台で競い、彼らの才能を披露する機会を提供します。
最初のシーズンで歴史を作りあげた画期的な本シリーズは、今シーズンは8つの世界都市で10レースが開催され、最大20台の、ジャガーのフルバッテリー電気自動車「I-PACE」がグリッドに並びます。

シーズン2には、新しくATTACK MODEが導入されています。各レースで決定される特定の時間帯に、トルクとパワーが20%追加で提供されるため、より緻密なレース戦略を立てることができ、オーバーテイクのチャンスが増えました。

ジャガー初のエレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE」の市場導入を機に始まったこのシリーズは、ジャガー・ランドローバーが掲げる今後の電動化戦略と、フォーミュラE選手権へのコミットメント、「Race to Innovate(イノベーションのためのレーシング)」というミッションをより強化するものです。

「Jaguar I-PACE eTROPHY」のパートナーには、オフィシャル・タイヤ・サプライヤーとしてミシュラン(Michelin)、オフィシャル・チャージング・パートナーとしてABB、テクニカル・パートナーとしてサベルト(Sabelt)、オフィシャル・クロージング・サプライヤーとしてワンオールスポーツ(One All Sports)、オフィシャル・レースウェア・サプライヤーとしてAlpine Stars、そしてオフィシャル・ロジスティックス・パートナーとしてDHLが名を連ねています。


- Jaguarウェブサイト:http://www.jaguar.co.jp

◆お問い合わせ先◆
ジャガーコール(フリーダイヤル)0120-050-689(9:00~18:00、土日祝日を除く)

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