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パナソニック・ジャガー・レーシング、 フォーミュラE選手権 第6~11戦 総合7位で今シーズンを終了し、早くも次戦を見据えて始動

公開日:2020/08/18 17:00

2020年8月18日

パナソニック・ジャガー・レーシング、 フォーミュラE選手権 第6~11戦
総合7位で今シーズンを終了し、早くも次戦を見据えて始動

■ABB FIA フォーミュラE選手権2019/2020シーズン第6~11戦がドイツのベルリンで開催
■158日ぶりに開催されたレースは、9日間で6レース実施のスケジュールで、12チーム24名のドライバーが参戦
■ミッチ・エバンスは、後半ポイントを確実に獲得しながら上位を目指すも、最終のドライバーズ・ランキングは総合7位
■ジェームス・カラドは、トラブルに見舞われ実力を発揮できず、ドライバーズ・ランキングは総合19位
■第10戦と第11戦に出走したリザーブ・ドライバーのトム・ブロンクビストは、各レースを12位、17位でフィニッシュし健闘
■チームは総合7位でシーズンを終了し、ミッチ・エバンスとサム・バードという最強のドライバーを揃え、次なるレースに向けて活動を開始

2020年8月5~13日 ドイツ、ベルリン発: パナソニック・ジャガー・レーシングは、ベルリンのテンペルホーフ空港跡地のサーキットで4か月ぶりに開催されたABB FIA フォーミュラE選手権2019/2020シーズンファイナル(第6~11戦)に参戦しました。

久々のレースとなった第6戦では、序盤は静かな滑り出しを見せたものの、終盤にかけては激しい展開となりました。ミッチ・エバンスは後半にエドアルド・モルタラ(ROKIT VENTURI RACING)に接触後マキシミリアン・ギュンター(BMW i アンドレッティ・モータースポーツ)がジャガー「I-TYPE 4」に衝突し、ポイント獲得を逃します。一方ジェームス・カラドは、テクニカル問題により2回の練習走行が犠牲となってしまいます。さらに万一に備えてパワートレインを交換したことで、24位からのスタートと10秒のストップ&ゴーの降格ペナルティを受けます。カラドはそれでも巻き返しを図り、順位を9つあげて15位でフィニッシュしました。

第7戦では、ファンやチームパートナーの応援、そしてジャガー・ランドローバー社員の後押しもあり、ミッチ・エバンスが個人そしてチームとしても初となるファンブーストを獲得しました。しかしながらジャガー・レーシングにとっては厳しい戦いが続き、17位から浮上したミッチ・エバンスは12位でフィニッシュしてポイント獲得を僅差で逃しました。予選22位からのスタートとなったジェームス・カラドも苦戦し、テクニカルな違反によりドライブスルー・ペナルティを受け、この日は20位でフィニッシュしました。

第8戦、クオリファイ・セッションでミッチ・エバンスよりも高い順位につけたジェームス・カラドは、絶好のチャンスに恵まれましたが、アレクサンダー・シムス(BMW i アンドレッティ・モータースポーツ)とセッテ・カマラ(GEOXレーシング)の接戦に巻き込まれ、ジャガー「I-TYPE 4」は致命的なダメージを受け、リタイヤを余儀なくされます。一方、積極的な攻めの姿勢を見せてレース最速ラップを記録したミッチ・エバンスは、19位から9位へと大きく順位を上げ、チームに貴重なポイントをもたらしました。

第9戦、ミッチ・エバンスはスーパーポールをわずか0.15秒差で逃したものの、7位に入賞しポイントを獲得し、ドライバーズ・ランキングを6位にまで押し上げました。ジェームス・カラドも予選のパフォーマンスが向上させ、レース中は車体のバランスに苦戦しながらも、一時は12位まで順位を上げ、最終的に17位でのフィニッシュとなりました。

第10戦、FIA WEC世界耐久選手権に出場するためベルリンをあとにしたジェームス・カラドの代わりに、リザーブ・ドライバーであるトム・ブロンクビストが出走し、スーパーポール・シュートアウト・セッションに出場しジャガー・レーシングのメンバーとして素晴らしいデビューを飾りました。決勝レースでは第6グリッドからスタートしてレースの大半をポイント獲得圏内で走行するも、12位でフィニッシュとなりました。ミッチ・エバンスは、13番グリッドからスタートとなるも堅調に順位を伸ばし、7位でフィニッシュしてポイントを獲得しました。

第11戦、ミッチ・エバンスは23位からスタートしましたが、持ち前の走りで12個も順位を上げ、11位でフィニッシュし、最終のドライバー・ランキングは7位となりました。チームメイトのトム・ブロンクビストはパナソニック・ジャガー・レーシングで2戦目ながら果敢な戦いを見せ、予選で有望な12位からのスタートとなり、17位でフィニッシュしています。今シーズン前半は、メキシコシティで圧倒的な力を見せてフォーミュラEの2度目の優勝を飾り、サンティアゴでも表彰台に上るなど、パナソニック・ジャガー・レーシングとミッチ・エバンスにとって好調でした。

ジャガー・レーシングの次の戦いは2021年1月16日にチリのサンティアゴで開幕するABB FIAフォーミュラE世界選手権シーズン7となり、ミッチ・エバンスと、複数のレースで優勝歴を誇るサム・バードがジャガー「I-TYPE 5」で参戦します。


ドライバー、ミッチ・エバンスのコメント:
「最終レース、23番グリッドから11位までの大きな追い上げでした。せわしない戦いでだいぶ疲れを感じています。私もチームもできる限りの最善を尽くしました。もし最後の6レースが、自分にとってもジャガー『I-TYPE 4』にとっても得意なメキシコで開催されていたら、と考えてしまいます。上位を狙える順位でベルリン戦に臨んだだけに残念ですが、来年はもっと強くなって戦いに臨みます。応援してくださった皆さん、ありがとうございます。来シーズン、またお会いしましょう。」

ドライバー、トム・ブロンクビストのコメント:
「ベルリンでの戦いは非常に接戦でタイトでした。フォーミュラEの実戦経験は不足していますが、参戦できたことは嬉しく、よい時間でした。パナソニック・ジャガー・レーシングからもらったこのチャンスにとても感謝しています。数週間前には予想もしていなかったので、トラックに戻れたことを非常に嬉しく思います。走れたことは光栄で、またとても楽しむことができました。」

パナソニック・ジャガー・レーシング・チームのディレクターであるジェームズ・バークレーのコメント:
「シーズン6は最終レースも困難なものとなりました。ミッチは順位を12位上げ、上位10位にあと少しのところまで迫るなど、素晴らしい活躍をしました。当チームのレースのペースは素晴らしいものでしたが、入賞を狙うには差がありすぎました。
残念ながら今回もまた、ここベルリンの全6レースと同様に、予選システムの犠牲となりました。非常に速いマシンを持っていることをお見せできただけに、チームにとっては悔しい結果です。トム・ブロンクビストは急な参戦にも関わらず、予選で素晴らしい走りを見せ、ゴールしてくれたことにとても感謝しています。
特に、ここベルリンと英国にいるチーム全員が、今回の完全には報われない戦いの中、素晴らしい働きを見せてくれたことに感謝します。シーズン6ファイナルのベルリンでの開催に尽力されたフォーミュラEとFIAの皆さんにも感謝します。関係者の方々の体制や決意は素晴らしいものです。
チームとしては、ここベルリンでの戦いは不利だったと感じていますが、メキシコシティでの圧倒的な勝利、サンティアゴでのポールポジション獲得、当チームが特にマラケシュで見せた俊敏な走りなどを前向きに捉えたいと思います。
この結果は当チームの素晴らしいコマーシャルパートナーの協力がなければ成し得ませんでした。パナソニック、Viessman、Castrol、GKNに感謝します。当チームはすでにシーズン7に向けて準備を進めており、表彰台と優勝を狙う決意を新たにし、ミッチ・エバンスとサム・バードが2021年1月のチリ サンティアゴ戦に挑みます。」

※本プレスリリースはジャガー・ランドローバーが2020年8月5日~13日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。

以上

エディターズ・ノート

パナソニック・ジャガー・レーシングについて
ジャガーは2016年10月にモータースポーツ界に復帰し、電気自動車によるレーシング・シリーズ、ABB FIA フォーミュラE選手権に参戦した、最初のプレミアム自動車メーカーとなりました。2019年、パナソニック・ジャガー・レーシングはローマ・グランプリで初優勝を果たし、これは、ジャガーが国際的なモータースポーツイベントで勝利を飾った1991年以来初となります。

ジャガーにとってフォーミュラEは、電動化の未来を加速させるための現実世界のテストベッドです。

フォーミュラEの公式マニュファクチャラー・チームとして、パナソニック・ジャガー・レーシングは、モーター、トランスミッション、インバーター、リア・サスペンションを含むパワートレインを独自設計していますが、コストを抑えるため、カーボン・ファイバー・シャシーとバッテリーは、全12チーム共通となっています。これにより、未来のジャガー・ランドローバーの電気自動車のパフォーマンスと可能性を向上させる、効率的で軽量なパワートレインの開発に焦点を絞ることができます。

フォーミュラEレースマシン「Generation 2」の使用は今回で2シーズン目を迎えました。各チーム、ドライバー1人につき1台で、レースを戦います。

フォーミュラEは、電気自動車によるレースというコンセプトに加え、モータースポーツの世界において開催地の選定に関してもユニークです。選手権は世界的大都市を舞台に、特設の公道サーキットで開催します。

- Jaguarウェブサイト:http://www.jaguar.co.jp


◆お問い合わせ先◆
ジャガーコール(フリーダイヤル)0120-050-689(9:00~18:00、土日祝日を除く)

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