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ランドローバーの「ジャーニー・オブ・ディスカバリー」 モスクワからウズベキスタンへ

公開日:2012/04/04 18:55

※本プレスリリースはジャガー・ランドローバー社が2012年3月30日に発表したプレスリリースの日本語訳です。

2012年4月4日
(日本語訳発行日)
L12U001

2012年3月30日
国際赤十字・赤新月社連盟への寄付金100万ポンドを集めるため「ジャーニー・オブ・ディスカバリー」は、バーミンガムから北京まで8,000マイルの道のりを冒険していきます。毎週、道中さまざまなユニークな話をご紹介いたします。

出発から15日目、約5,000マイルを走破した「ジャーニー・オブ・ディスカバリー」は、ロシアの首都モスクワに到着し、2日間を過ごしました。特別な許可をもらって赤の広場に入った4台の「ディスカバリー」は、抜けるような青空の下、荘厳な建物を背景に勢ぞろいしました。集まった取材陣の数もかなりのもので、8,000マイルに及ぶ壮大な旅が地元で関心を呼んでいることがわかります。もっともチームのなかには、サウナに逃げこんでリラックスを決めこむ者もいましたが。

サウナと言ってももただのサウナではなく、トラックが運ぶ移動サウナです。オークの小枝で全身を叩き、積もった雪にダイビングしてほてった身体を冷やすのが地元の流儀です。激しいリラクゼーションを楽しんだあと、メンバーたちはふたたび「ディスカバリー」の高級感あふれるシートに喜んで身体を預けました。

モスクワでの2日目、「ジャーニー・オブ・ディスカバリー」はクレムリン宮殿を見学しました。大広間の圧倒的な規模と豪奢な装飾は息をのむばかりです。青銅製のシャンデリアひとつが、外に停めてある
「ランドローバー・ディスカバリー」と同じ重さだと聞いてさらに驚きました。

ボリショイバレエ団でトップダンサーを務めたアンドリス・リエパが、彼の愛してやまないモスクワを案内しながら、この街がいかに変貌したかを話してくれました。自身も「レンジローバー・ヴォーグ」を所有するリエパは、「ディスカバリー」のハンドルを握るとすぐに運転に慣れ、モスクワの激しい渋滞をものともせず走ります。

レーニン丘やボリショイ劇場にも立ちよりましたが、興味深いのはリエパが語るモスクワの変わりようでした。
「25年前だったら、あなたがたに会うのにKGBの許可が必要だったことでしょう。いまのモスクワは、当時とはまるで別世界です。」

土曜の早朝、まだ眠っているモスクワは交通渋滞とは無縁です。「ジャーニー・オブ・ディスカバリー」は市内をすんなりと抜け、郊外に出ることができました。ここから目指すのはヴォルゴグラード、かつてのスターリングラード。1日で600マイルを走破する、今回の旅でも最長の旅程です。とはいえ路面の大きな穴を避けたり、雪混じりの突風にあおられたりするぐらいで、途中の道はこれといって特徴もなく、さほど苦労もなしに距離を稼ぐことができました。

ヴォルゴグラードはイギリスのコヴェントリーと姉妹都市の関係にあります。ランドローバーのソリハル工場が近くにあるよしみで、私たちはコヴェントリー市長ケイラン・マルホールからのメッセージと市旗を預かっていました。スターリングラード攻防戦の記念碑の前で開かれた授与式には、ロシアのメディアも詰めかけました。そしてヴォルゴグラード市議会のイリーナ・カレヴァ議長が「ジャーニー・オブ・ディスカバリー」のチームを出迎えてくれました。ロシア軍の帽子を贈られ、幸運のペナントを車に貼ってもらって、「ジャーニー・
オブ・ディスカバリー」はふたたび出発しました。ヨーロッパ最大のヴォルガ川に沿って走り、ロシアでの最後の停車地アストラハンをめざしました。カスピ海はもうすぐそこです。

アストラハンから国境を越えて「ジャーニー・オブ・ディスカバリー」はカザフスタンへ向かいました。これからは8,000マイルの旅のなかでも、最も辺鄙で困難な土地を走ることになります。幸先の良いことに、カザフスタンにはあっさりと入国できました。ところが私たちがこの後向かうウズベキスタンとの国境が2か所も閉鎖されていると、同じ地域をランドローバーで探検しているほかのグループに偶然出会った際に聞きました。すさまじい雪嵐のために道路が1,000キロ(620マイル)にわたって通行止めになっているのでした。これでは
たとえ「ランドローバー・ディスカバリー」といえども走ることはできません。

カザフスタンに入るとヨーロッパは遠のき、アジアに近づいていきます。しだいに太陽が顔をのぞかせ、吹雪の記憶も薄れていきました。これからめざすのはカザフスタンのアティラウです。

アティラウで一泊した「ジャーニー・オブ・ディスカバリー」は、予測のつかない国境越えにいよいよ挑戦です。カザフスタンからウズベキスタンには、数時間で入れたという話もあれば、何日もかかったという報告もあります。国境が近づくにつれて、道路も泥が固まった穴だらけの悪路になっていきます。延々と続くトラックの行列は、その先に検問所があることを教えてくれました。ジャーニー・オブ・ディスカバリーはランドローバーの卓越した性能を十二分に活かし、オフロードのルートで国境に迫りました。わずか6時間の待ち時間で国境を越えられたのは、上出来と言えるでしょう。ウズベキスタンに入ったのは真夜中で、まずは今夜の寝場所を探さなくてはなりませんが、そこでも意外な事態が待ちうけていたのでした…

私たちの旅をぜひご覧になり、目標達成にご協力ください。
詳しくは www.landrover.com/millionで

以上

読者からの問い合わせ先:
ランドローバーコール(フリーダイヤル)0120-18-5568

この件に関する報道関係者からの問い合わせ先:
ジャガー・ランドローバー・ジャパン マーケティング・広報部 03-5470-4242

広報写真はジャガー・ランドローバー・ジャパン プレスサイトを
ご利用ください
https://pr.jlrj.jp/

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