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ジャガー・ランドローバー、2020/21年度第4四半期および通期決算を発表

公開日:2021/06/03 12:15

2021年6月3日

ジャガー・ランドローバー、2020/21年度第4四半期および通期決算を発表

■第4四半期の税引き前利益は5億3,400万ポンド(約827億7,000万円)、特別費用を除いた税引き前利益は6億6,200万ポンド(約1,026億1,000万円)
2025/26年度までに2桁のEBITマージンの実現を目指す「REIMAGINE」戦略を2月に発表。それに伴い第4四半期に特別費用として15億ポンド(約2,325億円)を計上
EBITマージンは第4四半期で7.5%、通期で2.6%に上昇
収益性の改善は、販売台数の回復傾向に加え、最適な製品ミックス、コスト・パフォーマンス、為替がいずれもプラスに働いたことを反映
第4四半期の売上高は、前年同期比20.5%増の65億ポンド(約10,075億円)、通年では197億ポンド(約30,535億円)。中国における堅調な販売と、「DEFENDER」の全世界での好調な売れ行きが牽引
「Charge+」プログラムにより、第4四半期には3億3,200万ポンド(約514億6,000万円)のコスト削減とキャッシュフローの改善を実現。通年でのコスト削減目標を25億ポンド(約3,875億円)に、プログラム全体での目標額を60億ポンド(約9,300億円)に引き上げ 
第4四半期で7億2,900万ポンド(約1,129億9,500万円)、通年で1億8,500万ポンド(約286億7,500万円)のプラスのフリーキャッシュフローを達成
2021年3月31日時点において、現金48億ポンド(約7,440億円)と未使用の回転信用枠(RCF)19億ポンド(約2,945億円)を合わせ、67億ポンド(約10,385億円)という強固な流動性を確保

2021年5月18日、英国ホイットリー発 : 英国最大の自動車メーカーであるジャガー・ランドローバーは、2020/2021年度(2020年4月~2021年3月)の第4四半期および通期決算を発表しました。

COVID-19によるパンデミック発生後も業績は回復を続け、2020/21年度第4四半期の世界販売台数は前年同期比12.4%増の12万3,483台となりました。これは、すでにCOVID-19による影響のピークを越えた中国市場での力強い回復が寄与しており、中国市場における第4四半期の販売台数は前年同期比127%の大幅増となっています。通年の世界販売台数は43万9,588台で、依然として前年を13.6%下回っているものの、中国の販売台数においては前年比23.4%増を記録しています。数々の賞を受賞している「DEFENDER」の世界販売台数は第4四半期で1万6,963台、通年で4万5,244台となり、大きく貢献しました。特別費用計上前の税引き前利益は第4四半期で5億3,400万ポンド(約827億7,000万円)、通年では6億6,200万ポンド(約1,026億1,000万円)となり、COVID-19の影響を受けた前年同期の損失から大幅に黒字回復しました。第4四半期のEBITマージンは前年同期から10.7ポイント上昇して7.5%、通年では2.5ポイント上昇して2.6%に改善しました。収益性の改善は主に販売台数の回復によるもので、その他にも製品ミックスやマーケティング費用を含むコスト削減、外国為替によりプラスの影響を受けました。

ジャガー・ランドローバーは2021年2月にデザインによるモダン・ラグジュアリーの未来を再構築し、2025/26年度までに2桁のEBITマージンの実現を目指す新たなグローバル戦略「REIMAGINE」を発表しました。これに伴い、第4四半期には、9億5,200万ポンド(約1,475億6,000万円)の現金支出を伴わない先行投資の評価損と、2021/22年度に支払われる予定の5億3,400万ポンド(約827億7,000万円)の構造改革費用を含め、15億ポンド(約2,325億円)を計上しています。これらの特別費用計上後の税引き前損失は、第4四半期が9億5,200万ポンド(約1,475億6,000万円)、通年で8億6,100万ポンド(約1,334億5,500万円)となりました。

第4四半期のフリーキャッシュフローは7億2,900万ポンド(約1,129億9,500万円)で、通年においては、23億ポンド(約3,565億円)の投資支出後でも、1億8,500万ポンド(約286億7,500万円)のプラスとなりました。2020/21年度第2四半期から第4四半期までのキャッシュフロー総額は18億ポンド(約2,790億円)となり、第1四半期中、COVID-19の影響によってジャガー・ランドローバーの工場が2か月間閉鎖されたことによる16億ポンド(約2,480億円)の現金支出を相殺しても余りある額となりました。

ジャガー・ランドローバーのチーフ・ファイナンシャル・オフィサーである、エイドリアン・マーデルは次のように述べています。
「COVID-19の影響でリテールとサプライチェーンのいずれにとっても厳しい状況が続いているにもかかわらず、第4四半期も引き続き、キャッシュフローと収益性の改善ができたことを嬉しく思います。特に、第4四半期にEBITマージンの7.5%を達成でき、通年でプラスのキャッシュフローを成し遂げたことは非常に満足のいく結果となりました。業績の強化は、販売の質とコスト構造の改善に加え、『Charge+』プロジェクトを通じてキャッシュフローを重視した取り組みが奏功したものです。」

第4四半期中、1億5,500万ポンド(約240億2,500万円)のコスト効率化と1億7,700万ポンド(約274億3,500万円)の投資支出の削減を含め、「Charge+」プロジェクトによって3億3,200万ポンド(約514億6,000万円)を超える利益とキャッシュフローの改善を達成しました。これによって、2020/21年度中の「Charge+」プログラムによるコスト削減額は25億ポンド(約3,875億円)、2018年9月のプログラム開始以降のコスト削減累計額は60億ポンド(約9,300億円)となり、当初の目標を大幅に上回ります。

ジャガー・ランドローバーが2020/21年度末時点で保有する現金および短期投資の総額は48億ポンド(約7,440億円)となり、2022年7月までに未使用の回転信用枠(RCF)19億ポンド(約2,945億円)を含めた流動性資産総額は67億ポンド(約10,385億円)となりました。ジャガー・ランドローバーはRCFのうち13億1,000万ポンド(約2,030億5,000万円)について、2024年3月までの期限延長も完了しています。

2020/21年度、ジャガー・ランドローバーは最新技術を搭載した2021年モデルの受注を開始しました。8種類のプラグイン・ハイブリッド(PHEV)、11種のマイルド・ハイブリッド(MHEV)、フルバッテリー電気自動車(BEV)である「I-PACE」など、12のモデルに電動化オプションが追加され、販売台数の62%を占めています。

COVID-19のワクチン接種率の向上により、世界経済や自動車業界が最終的にパンデミックの影響から回復することが期待されています。しかし、多くの市場では依然として感染者数が高い水準にあり、とりわけ半導体を中心としたサプライチェーンの問題の緩和は困難で、次の第1四半期の生産計画にも影響を及ぼしています。ジャガー・ランドローバーでは影響を受けているサプライヤーと緊密に協力して問題を解決し、お客様への影響を最小限に抑えるよう努めています。

ジャガー・ランドローバーは2021/22年度も販売台数の回復が続くことを見込んでいます。引き続き、約25億ポンド(約3,875億円)の投資と、すでに計上されている約5億ポンド(約775億円)の構造改革費用を考慮したうえで、少なくとも4.0%ポイントのEBITマージンと、損益分岐点を超えたフリーキャッシュフローの達成を目標としています。

ジャガー・ランドローバーの最高経営責任者(CEO)である、ティエリー・ボロレは次のように述べています。
「ジャガー・ランドローバーの最高経営責任者(CEO)に就任して初の通年決算となった今回、かつてない厳しい年であったにもかかわらず、この会社の持つ強さと驚異的な回復力に大いに勇気づけられました。パンデミックにもかかわらず、当社は今年2月に当社を象徴する英国の2ブランドを通じてデザインによるモダン・ラグジュアリーの未来を再構築していくことにフォーカスした『REIMAGINE』戦略を発表し、ポジティブで大きな変化をもたらしました。この戦略は野心的で、私たちは、より迅速で、効率的、かつサステナブル(持続可能)であろうとしています。まだ初期段階ではあるものの、すでにこの戦略の導入について大きな進展を見せており、これによって、目標を達成するための適切な戦略と人材、製品計画があることを改めて確信しています。ジャガー・ランドローバーはパンデミックに打ち勝ち、これまで以上に力強さと回復する力を持つ企業として今後、新たな機会を確実にいかしていくでしょう。」

以上

※本プレスリリースはジャガー・ランドローバーが2021年5月18日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。

エディターズ・ノート

ジャガー・ランドローバーについて:デザインによるモダン・ラグジュアリーの未来の再構築  

ジャガー・ランドローバーは、英国を象徴する2つのブランドを通じて、デザインによるモダン・ラグジュアリーの未来を再構築していきます。

ジャガー・ランドローバーのモデルには、フルバッテリー電気自動車(BEV)、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)、マイルド・ハイブリッド(MHEV)、最新のディーゼル・エンジンおよびガソリン・エンジンをラインアップしています。ジャガーとランドローバーは、2020/21年度、世界127の国と地域で425,974台を販売しました。 ランドローバーは、「RANGE ROVER」、「DISCOVERY」、「DEFENDER」 の3つのファミリーを取り揃え、世界のラグジュアリーSUV市場をリードしています。ジャガーは、ブランド初となるプレミアム・オールエレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE」を販売しています。

また、ジャガー・ランドローバーは英国を拠点とする企業であり、英国に2つの主要なデザインおよびエンジニアリング拠点、3つの車両製造工場、エンジン・マニュファクチャリング・センター、バッテリー・アッセンブリー・センターを有しています。さらに中国、ブラジル、インド、オーストリア、スロバキアにも工場を展開しています。また、7つのテクノロジー拠点をもち、3拠点が英国のマンチェスター、ワーウィック(NAIC)、ロンドンに点在し、そのほかは、アイルランド(シャノン)、米国(ポートランド)、ハンガリー(ブダペスト)、中国(上海)にあります。  

「REIMAGINE」計画の中核となるのは、独自の個性を持つジャガーとランドローバー、両ブランドの電動化です。2030年までにジャガーおよびランドローバー・ブランドのすべてのモデルにフルバッテリーEVの選択肢を設定します。サプライチェーン、製品、オペレーションのすべてを通じて、2039年までに排出ガス量実質ゼロにするという目標に向け、ジャガー・ランドローバーは新たな舵を切りました。

ジャガー・ランドローバーは2008年にタタ・モーターズの100%子会社となり、それ以来、テクノロジーやサステナビリティ分野において世界をリードするタタ・グループ企業との連携ができます。

※1ポンド=155円にて換算(2021年6月3日現在)

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ジャガーコール(フリーダイヤル)0120-050-689(9:00~18:00、土日祝日を除く)
ランドローバーコール(フリーダイヤル)0120-18-5568 (9:00~18:00、土日祝日を除く)

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