※本プレスリリースはジャガー・ランドローバー社が2012年4月17日に発表したプレスリリースの日本語訳です。
2012年4月19日
(日本語訳発行日)
L12U008
2012年4月17日、中国 敦煌発
「ジャーニー・オブ・ディスカバリー」が中国の敦煌に到着しました。100万台目のディスカバリーを出迎えたのは、ランドローバー社の人道・環境保護活動のパートナーであるチャイナ・エクスプロレーション&リサーチャーソサエティ(CERS)です。
中国西部、甘粛省の北西に位置する敦煌は、かつては中国と西域を結ぶシルクロードの重要な中継点でした。三日月形をした月牙泉や、鳴沙山といった名所もあります。鳴沙山は、砂漠の砂が風に吹かれて音を出すことからその名がつきました。
CERSの先導で、私たちは甘粛省、青海省、新疆ウイグル自治区の境界近くを訪れました。古い歴史を持つ敦煌には、ユネスコの世界遺産にも登録されている有名な莫高窟があります。
莫高窟は敦煌市街から25キロ、鳴沙山の東斜面にある仏教遺跡です。洞窟の数は全部で735ほどあり、俗に「千仏洞」と呼ばれています。5階建ての高さの洞窟に大量の仏像が安置されており、高さは場所によって50メートルに達します。
ランドローバー グローバル・ブランドエクステンション・ディレクターのマーク・キャメロンは次のように述べています。
「100万台目のディスカバリーが、イギリスのバーミンガムを出発して41日目に、ここ敦煌でCERSと会うことができてとてもうれしく思います。
この旅は1950年代に行なわれたランドローバー初の陸路探検を再現し、冒険のエネルギーとスピリットを体現することが目的です。CERSも自由な精神で文化と自然の保護に努め、地理的な発見を行なっていますが、そこで活躍しているのがランドローバーです。親善大使としては、願ってもない存在です。」
CERSの創設者で探検家として知られるWong How Man氏は次のように述べています。
「1994年以来、敦煌は私たちの活動の中心のひとつです。CERSチームは過去2年間に2回敦煌を訪問しました。敦煌から150キロ北の祁連山で野生のヤクを守る活動や、新疆ウイグル自治区の阿璽金山自然保護区での活動も行なっています。
私たちの部隊を構成するのは、ランドローバーのディフェンダーとディスカバリー合わせて9台です。中国の奥地は路面の状態も悪く、自然保護活動にはランドローバーが欠かせません。
新疆ウイグル自治区では、ビーバーやチベットアンテロープの調査を行なっています。調査場所は100万台目のディスカバリーが走るルートのそれぞれ北と南になります。
私が敦煌とその近郊にある洞窟を初めて訪れたのは1979年でした。それに関して、『リーダーズ・アンド・アーキテクチュラル・ダイジェスト』や『アジア・マガジン』に寄稿したこともあります。シルクロードはCERSにとって、中国におけるイスラム研究の鍵となる地域なのです。ロンドンで2011年に出版した本も、それが土台になっています。」
ジャーニー・オブ・ディスカバリーのチームは、昨年王立地理学協会がイギリス地理学会と共同で「ランドローバー・イン・アクション」という展覧会を開催した際にPopBangColourという作風で知られる画家イアン・クックが制作したCERSディスカバリーの作品の縮小レプリカをバーミンガムから持参し、Wong How Man氏に渡しました。
Wong How Man氏は中国で活躍する偉大な冒険家であり、王立地理学協会(およびイギリス地理学会)のフェローでもあります。Wong氏は探検家としての活動を広げて、中国国内で消滅の危機にさらされている自然・文化遺産の保護にも力を入れています。最近ではCERSを率いて長江(2005年)、メコン川(2007年)、黄河(2008年)といった大河の源流を探る探検を敢行したことでも有名です。ランドローバーは8年前からWong氏とパートナーシップを組んでいます。
以上
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