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ランドローバーの「ジャーニー・オブ・ディスカバリー」 タクラマカン砂漠でオフロードを満喫

公開日:2012/04/20 18:45

※本プレスリリースはジャガー・ランドローバー社が2012年4月19日に発表したプレスリリースの日本語訳です。

2012年4月20日
(日本語訳発行日)
L12U009


ランドローバーの「ジャーニー・オブ・ディスカバリー」
タクラマカン砂漠でオフロードを満喫


2012年4月19日
中国の内陸深い西部に広がるタクラマカン砂漠で、ランドローバーのジャーニー・オブ・ディスカバリーはサンドレースを楽しむグループに出会いました。オフロード・ドライブを愛する彼らは、この砂漠は世界一の砂漠だと胸を張ります。

異界を思わせる砂漠のはずれ、高く盛りあがった砂丘の陰に停めた車はたちまち埃だらけとなり、照りつける太陽にじりじりと焼かれます。2時間におよぶ、スリルに満ち溢れた冒険を満喫したディスカバリーにもし顔があったら、満面の笑みを浮かべていたことでしょう。

ここクムタグ砂漠公園は、鄯善のはずれに位置するオフロード・ドライブの隠れた名所です。中国領内と言っても、北京や上海からは遙か遠方の地域です。

タクラマカン砂漠は、面積33万7,000平方キロと世界で2番目に大きい砂漠です。全体の85パーセントを、絶えず移動している砂丘が占めています。シルクロードは2本に枝分かれしていて、この砂漠の南と北の縁をなぞるように横断していきます。私たちは北側のほうを進みました。

新疆エクストリーム・ラリー協会には、地元のクルマ好き約200人が集まっています。彼らの一番のお気に入りの場所が、この砂漠です。会長を務めるのはがっしりした体格の気さくな男(名前を尋ねても「将軍と呼んでくれ」としか答えてくれません)ですが、彼によると、タクラマカン砂漠はオフロード・ドライブの醍醐味が味わえる場所として世界から注目されているそうです。

タクラマカン砂漠自動車ラリーレースはいわばパリ=ダカールラリーの中国版で、2005年以来毎年9月に開催されています。約150台が参加し、2011年は「北京クール・カー・タイム・チーム」という陽気な名前のチームが優勝しました。

古代の氷河跡や、風の浸食作用がつくりだすヤダン地貌、干上がった塩湖、川床、むきだしの岩山、草原、砂丘とコースの地形は実にさまざまです。将軍曰く、
「かなり手ごわいレースだ。午前7時は気温が摂氏20度で快適だけが、午後2時には70度を超える。かなり過酷な条件だ。実際に見てもらえばわかるだろう」

ジャーニー・オブ・ディスカバリーは6,000マイル以上を走破して中国にやってきましたが、これまでさまざまな地形を走破してきました。ヨーロッパでは都市の目抜き通りや近代的な高速道路を走り、ウズベキスタンでは酷い悪路と格闘してきました。アルプスでは雪と氷が立ちはだかり、タシケントでは激しい嵐に見舞われました。ウズベキスタンとカザフスタンにまたがる砂漠地帯では、灼熱の太陽に容赦なく照らされました。

そんな私たちにとっては、目の前に広がる砂漠は遊び場のようなものです。挑戦しないわけにはいきません。

将軍と仲間たちの先導で、ディスカバリーは元気よく砂丘を走りはじめました。2時間ほどのドライビングはスリル満点でした。

カーブを曲がると、パリ=ダカールラリーでおなじみの砂漠の風景がそこかしこに現われます。ランドローバー・ディスカバリーに搭載されている全路面対応テクノロジーがここぞとばかりに実力を発揮して、激しい起伏や、不吉なまでに切りたった砂岩の崖も見事にこなしてくれました。

いったん道をはずれてしまったら、いくら羅針盤どおりに走っても、黄色い砂漠がひたすら続くだけです。この土地を知りつくした案内役がいなかったら、たちまち遭難していたでしょう。幸いそれは避けられましたが、途中で立ち往生することはありました。

タクラマカンとは、現地のウイグル語で「入ることはできても、出ることはできない場所」という意味だそうです。ディスカバリーの1台が砂にはまって動けなくなったとき、その言葉が一瞬脳裏をよぎりました。

ディスカバリーは長旅に備えて重たい工具やスペア部品を満載しているため、かなりの重量です。柔らかい砂地では、その重さが仇となります。しかしそれにひるんでいるようでは、ラリーはできません。

腕の確かなドライバーとオフロードの基本テクニック、それに頼もしいウィンチのおかげで、砂漠での走りは想像以上に楽しめました。困難な局面に出くわしてもうまく体勢を立てなおすことができました。

けれども冒険はあっけなく終わりました。将軍と仲間たちは、砂煙をもうもうと立てて走りさっていきます。砂丘のふもとに立つ公園の注意書きは、詩的で端正な言葉でごみ捨て禁止を訴えていました。
「風は音もなく吹き去って行きます。どうぞあなたも何も残さず立ちさってください」

岩石を容赦なく削り、人も動物も寄せつけないこの砂漠は、数日の間でさえも絶え間なく変化しています。私たちがつけたタイヤの跡も、数日もすればすっかり消えるのでしょう。私たちも残りの旅を続けます。けれどもこの砂漠で体験したオフロードの記憶は、決して色あせることはないはずです。

私たちの旅をぜひご覧になり、目標達成にご協力ください。
詳しくは www.landrover.com/millionで

以上


読者からの問い合わせ先:
ランドローバーコール(フリーダイヤル)0120-18-5568

この件に関する報道関係者からの問い合わせ先:
ジャガー・ランドローバー・ジャパン マーケティング・広報部 03-5470-4242

広報写真はジャガー・ランドローバー・ジャパン プレスサイトを
ご利用ください
https://pr.jlrj.jp/

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