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ジャガー・ランドローバー、NVIDIAとパートナーシップを締結

公開日:2022/02/17 14:30

2022年2月17日

ジャガー・ランドローバー、NVIDIAとパートナーシップを締結

■ジャガー・ランドローバーは「REIMAGINE」戦略の一環として、人工知能(AI)とコンピューティングのリーディング・カンパニーであるNVIDIAとパートナーシップを締結、2025年以降、モダン・ラグジュアリーな顧客体験を変革
両社のソフトウェアの専門家が、NVIDIA DRIVEを搭載したすべての将来の車両向けに、AIを活用した自動運転システムとコネクテッドサービスを共同開発 
NVIDIAのAIが、次世代のセーフティとブランドに特化した独自のデジタルサービスを実現

2022年2月16日、英国ゲイドン / 米国カリフォルニア州サンタクララ発 : ジャガー・ランドローバーは、人工知能(AI)とコンピューティングのリーディング・カンパニーであるNVIDIAと複数年にわたる戦略的パートナーシップを締結し、次世代の自動運転システムに加え、AIを活用したサービスやエクスペリエンスを共同開発、提供していくことを発表しました。

2025年以降、ジャガーとランドローバーから提供されるすべてのモデルにはNVIDIA DRIVE™ソフトウェアデファインド・プラットフォームを搭載し、アクティブセーフティ、自動運転、パーキングシステム、ドライバー支援システムなどに加え、車内ではドライバーおよび乗員をモニタリングして車両環境の高度なビジュアライゼーションなどのAIを駆使した機能も提供していきます。

NVIDIA DRIVE Hyperion™をベースにしたフルスタックソリューションは、DRIVE Orin™中央制御型AVコンピューターを採用し、DRIVE AVおよびDRIVE IXソフトウェア、セーフティ、セキュリティ、ネットワークシステム、サラウンドセンサーを搭載予定です。DRIVE Orinが車両のAI頭脳となり、ジャガー・ランドローバー・オペレーティング・システムを実行し、DRIVE Hyperionが中枢神経系の役割を担います。

さらに、ジャガー・ランドローバーは、自社開発のデータセンター・ソリューションも活用していきます。NVIDIA DGX™と組み合わせてAIモデルのトレーニングを行い、NVIDIA Omniverse™上に構築されたDRIVE Simソフトウェアが物理的かつ正確なリアルタイム・シミュレーションを行います。ジャガー・ランドローバーのソフトウェアデファインドな機能と、エンドツーエンドの検証をするアーキテクチャが、OTA(over-the-air software:無線通信によるアップデート)で、車両の生涯を通じて、常に、最新かつ革新的な運転支援および自動運転サービスの提供を可能にします。

ジャガー・ランドローバーの最高経営責任者(CEO)である、ティエリー・ボロレは次のように述べています。
「業界をリードするNVIDIAと連携し知識を共有することは、クオリティ(品質)、テクノロジー(技術)、サステナビリティ(持続可能性)の新たなベンチマークを打ち立てるという当社の『REIMAGINE』戦略を実現するためには不可欠なことでした。
ジャガー・ランドローバーは世界で最も目の肥えたお客様に、世界で最も魅力的なラグジュアリーカーおよびサービスを提供するクリエーターになることを目指しています。NVIDIAとの長期にわたる戦略的パートナーシップは、ジャガー・ランドローバーのビジネスをグローバルなデジタルリーダーへと変革させ、未来のクルマの潜在能力をさらに広げるものです。」

NVIDIAの創設者兼最高経営責任者(CEO)である、ジェンスン・フアン氏は次のように述べています。
「次世代の自動車は、自動車産業を最大かつ最先端のテクノロジー産業のひとつへと変革していくでしょう。ソフトウェアデファインドでプログラム可能な車両により、車両の生涯を通じて最新の機能とサービスを提供し続けることができます。ジャガー・ランドローバーとのパートナーシップを通じて、交通の未来を再定義し、最先端のクルマを作り出していくことが非常に楽しみです。」

ジャガー・ランドローバーは2039年までに、サプライチェーン、製品、オペレーションのすべてにおいて排出ガス量実質ゼロの達成を目指しています。

以上

エディターズ・ノート

NVIDIAについて
NVIDIA(NASDAQ:NVDA)は1999年にGPUを発明し、PCゲーム市場の成長のきっかけとなり、現代のコンピューターグラフィックスや高性能コンピューティング、人工知能(AI)を提供してきました。NVIDIAのアクセラレーテッド コンピューティングやAIにおける先駆的な取り組みは、輸送、ヘルスケア、製造など、1兆ドル規模の産業を再形成し、その他多くの産業の成長を促進しています。詳細については、https://nvidianews.nvidia.com/をご覧ください。

ジャガー・ランドローバーについて:デザインによるモダン・ラグジュアリーの未来の再構築 
ジャガー・ランドローバーは、英国を象徴する2つのブランドを通じて、デザインによるモダン・ラグジュアリーの未来を再構築していきます。

ジャガー・ランドローバーのモデルには、フルバッテリー電気自動車(BEV)、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)、マイルド・ハイブリッド(MHEV)、最新のディーゼル・エンジンおよびガソリン・エンジンをラインアップしています。ジャガーとランドローバーは、2020/21年度、世界127の国と地域で439,588台を販売しました。 ランドローバーは、「RANGE ROVER」、「DISCOVERY」、「DEFENDER」 の3つのファミリーを取り揃え、世界のラグジュアリーSUV市場をリードしています。ジャガーは、ブランド初となるプレミアム・オールエレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE」を販売しています。

また、ジャガー・ランドローバーは英国を拠点とする企業であり、英国に2つの主要なデザインおよびエンジニアリング拠点、3つの車両製造工場、エンジン・マニュファクチャリング・センター、バッテリー・アッセンブリー・センターを有しています。さらに中国、ブラジル、インド、オーストリア、スロバキアにも工場を展開しています。また、7つのテクノロジー拠点をもち、3拠点が英国のマンチェスタ
ー、ワーウィック(NAIC)、ロンドンに点在し、そのほかは、アイルランド(シャノン)、米国(ポートランド)、ハンガリー(ブダペスト)、中国(上海)にあります。

「REIMAGINE」計画の中核となるのは、独自の個性を持つジャガーとランドローバー、両ブランドの電動化です。2030年までにジャガーおよびランドローバー・ブランドのすべてのモデルにフルバッテリーEVの選択肢を設定します。サプライチェーン、製品、オペレーションのすべてを通じて、2039年までに排出ガス量実質ゼロにするという目標に向け、ジャガー・ランドローバーは新たな舵を切りました。

ジャガー・ランドローバーは2008年にタタ・モーターズの100%子会社となり、それ以来、テクノロジーやサステナビリティ分野において世界をリードするタタ・グループ企業との連携ができます。

Jaguar PR social channels:
- Jaguarウェブサイト: http://www.jaguar.co.jp
- Twitter: https://twitter.com/JaguarJPN, @JaguarJPN

Land Rover PR social channels:
- Land Roverウェブサイト: http://www.landrover.co.jp
- Twitter: https://twitter.com/LandRoverJPN; @LandRoverJPN

◆お問い合わせ先◆
ジャガーコール(フリーダイヤル)0120-050-689(9:00~18:00、土日祝日を除く)
ランドローバーコール(フリーダイヤル)0120-18-5568 (9:00~18:00、土日祝日を除く)

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