2022年5月11日
新型「RANGE ROVER SPORT」をワールドプレミア
激流のダム放水路を駆け上るスペシャルムービーとともに初披露
■Challenge accepted: ラグジュアリー・パフォーマンスSUVの新型「RANGE ROVER SPORT」が、アイスランドにあるカウランユーカルダムを舞台に、火山地帯、岩場、浸水したトンネルを走破するチャレンジを決行。チャレンジの様子を記録したスペシャルムービーはこちら(URL: https://youtu.be/5SKm3AXrKEk) ■Dynamic capability: ジェームズ・ボンド映画のスタントドライバー、ジェシカ・ホーキンス氏がハンドルを握り、ダムの放水路の麓から急勾配を駆け上り、チャレンジ成功。新型「RANGE ROVER SPORT」のダイナミックな走破性をユニークな形で表現
■Dynamic luxury: 新型「RANGE ROVER SPORT」は、ドラマチックなモダニティと個性溢れるキャラクター、電動化のパフォーマンスを融合
■Modernist philosophy: 筋肉質なスタンスと張りのあるサーフェイス、パワフルで俊敏性という「RANGE ROVER SPORT」のDNAを、余計なものを削ぎ落すというデザインアプローチでさらに昇華
■Electrifying power: CO2排出量を18g/km(※1)まで抑えながら510PSもの出力、総実航続距離740kmを実現する3.0リッター直列6気筒INGENIUMガソリン・エンジンと電動モーターを組み合わせたプライグイン・ハイブリッド(PHEV)モデルを導入。2024年にはフルバッテリー電気自動車(BEV)をラインアップ予定
■Smooth and powerful: 48Vのマイルド・ハイブリッド・テクノロジー(MHEV)を採用した3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼル・エンジンおよびガソリン・エンジンに加え、新たに4.4リッターV型8気筒ツインスクロールターボチャージド・ガソリン・エンジン(530PS)がラインアップ
■Pioneering drive: RANGE ROVERファミリー初となるスイッチャブルボリュームエアスプリングを搭載したダイナミックエアサスペンションとツインバルブアクティブダンパーにより、俊敏性、コントロール性、安定感をかつてないレベルで実現
■Dynamic master: オールホイールステアリング(AWS)、ダイナミックレスポンスプロ、トルクベクタリングバイブレーキング付き電子制御アクティブディファレンシャル、コンフィギュアブルプログラムを組み合わせた、ストーマーハンドリングパックを用意
■Seamless connectivity: ハプティック(触覚)フィードバック機能付きの新開発13.1インチのフローティング式フルHDタッチスクリーンを装備した最新のインフォテインメント・システム「Pivi Pro」、13.7インチのインタラクティブドライバーディスプレイにより、直観的なデジタル体験が可能
■新型「RANGE ROVER SPORT」の詳細はこちらから
2022年5月10日、英国ゲイドン発 : ランドローバーは、ラグジュアリー・パフォーマンスSUVである新型「RANGE ROVER SPORT」を、アイスランドにある浸水したダムの放水路を駆け上るという世界初のチャレンジとともに、初披露しました。
この過酷な挑戦は、毎分750トンの水が勢いよく流れる、世界最大級のカウランユーカルダムの放水路を新型「RANGE ROVER SPORT」で走破するというものです。もしトラクションを損なえば、ダムの放水路の麓から、その下の谷底まで90mも落下する危険をともないます。
第3世代目となる新型「RANGE ROVER SPORT」は、ランドローバー史上、最も先進的なシャシーテクノロジーを採用しており、人目を惹く存在感と直感的なドライビングレスポンスを兼ね備えた、先進技術と走破性に長けた最も魅力的なモデルです。
英国ゲイドンにある、ジャガー・ランドローバーのアドバンスト・プロダクト・クリエーション・センターで開催した発表イベントでは、激流のダムの放水路を駆け上るという前代未聞のチャレンジの様子を初公開しました。ジェームズ・ボンド映画の公式スタントドライバーであるジェシカ・ホーキンス氏がハンドルを握り、新型「RANGE ROVER SPORT」のグリップ、トラクション、パフォーマンス、安定性を披露しました。「RANGE ROVER SPORT」はこれまで、パイクスピーク・ヒルクライムのSUV新記録樹立、“EMPTY QUARTER”と称されるアラビア半島の砂漠の初横断、そして2018年には中国・湖南省の天門山にある「天国への扉」へと続く999段もの急階段の初走破など、さまざまなチャレンジを達成してきています。
ジャガー・ランドローバーのヴィークル・プログラム担当エグゼクティブ・ディレクターであるニック・コリンズは次のようにコメントしています。
「ランドローバーの先駆的なMLA-Flexアーキテクチャーと最新のシャシーシステムが一体となり、『RANGE ROVER SPORT』史上最高レベルのダイナミズムが実現しました。インテグレーテッドシャシーコントロールでは、スイッチャブルボリュームエアスプリングからダイナミックレスポンスプロ、電動アクティブロールコントロールまで、あらゆる革新的な技術を統合しています。その結果、これまでで最も魅力的でスリリングな『RANGE ROVER SPORT』が完成しました。」
水のあふれる川床、長く急勾配が続くダムのトンネル、40度もの傾斜のある岩壁を走り切り、谷底からダム頂上まで到達した後、最後の難関として放水路の登り坂が立ちはだかります。294mの放水路からは、90mの落差を滝のように水が流れ落ち、まさに、クルマのトラクションとドライバーの信頼性が試される究極のコースです。
スタントドライバーの、ジェシカ・ホーキンス氏は次のようにコメントしています。
「谷側から見る放水路の水の勢いはものすごく、手に汗握るほどの迫力でした。もしもの場合は斜面の下に90mの落差が待っているとわかっていながらの走行は、これまで成し遂げたことのない最もチャレンジングなドライブとなりました。急勾配と急流をものともせず、新型『RANGE ROVER SPORT』はいとも簡単に走破したのです。そのトラクション、安定感、そしてコマンドポジションからの圧倒的な視界は、私に大きな自信を与えてくれました。とても楽しいチャレンジでした。」
新型「RANGE ROVER SPORT」は、あらゆるパワートレインに対応する、ランドローバーの先進のアーキテクチャー「MLA-Flex(flexible Modular Longitudinal Architecture)」を採用しており、卓越したダイナミクスと比類なき洗練性を実現する完璧な基盤となっています。パワフルで効率的なパワートレインには、3.0リッター直列6気筒ガソリン・エンジンと電動モーターを組み合わせたPHEVをラインアップしており、モーターでの航続距離は最大113km(70マイル)を誇り、CO2排出量を18g/km(※1)まで抑えています。
さらに、新しい4.4リッターV型8気筒ツインスクロールターボチャージド・ガソリン・エンジン(530PS)もあり、ダイナミックローンチを作動させた状態で、0-100km/h加速はわずか4.5秒(0-60mph:4.3秒)というスポーツカー並みのパフォーマンスを発揮します。また、パワフルで高効率なマイルド・ハイブリッド・テクノロジー(MHEV)を採用した3.0リッター直列6気筒INGENIMUMディーゼル・エンジンおよびガソリン・エンジンも選択可能です。そして、2024年にはフルバッテリー電気自動車(BEV)もラインアップに加わる予定です。
Assertive modern design
新型「RANGE ROVER SPORT」のドラマチックなプロポーションは、感情に訴えかけるデザインで、張りのあるサーフェイスやダイナミックなスタンス、一目でわかるプロファイルが筋肉質なプロポーションによって完璧なまでに強調され、落ち着きがあり、いつでも走り出す準備ができているという印象を与えます。
ジャガー・ランドローバーのチーフ・クリエイティブ・オフィサーである、プロフェッサー・ジェリー・マクガバンOBEは次のようにコメントしています。
「最新の『RANGE ROVER SPORT』は、車両デザインにおけるモダニスト的なアプローチを全面的に取り入れながら、非の打ち所のないスポーティさと確固たるキャラクターを実現しています。」
このデザイン思想は、刷新したインテリアにも踏襲しています。トレードマークであるコマンド・ドライビング・ポジション(CDP)はコックピットのようにするという新たな解釈をし、利便性の高い最新機能やドライバー支援システム、最高級の素材を組み合わせることで、乗るたびに楽しくなるドライビングエクスペリエンスを提供します。
Engaging on every journey
あらゆるパワートレインに対応するMLA-Flexボディアーキテクチャーならではの強度をベースに、包括的なダイナミックツールキットが組み合わされ、最も魅力的で高い走破能力を実現しています。ランドローバーのインテグレーテッドシャシーコントロール(ICC)システムが一連のテクノロジーと調和して機能し、直感的なレスポンスと俊敏性を可能にしました。
新しいストーマーハンドリングパックは、最もダイナミックで俊敏なハンドリングのためのシャシー技術の究極の組み合わせで、ダイナミックレスポンプロ、オールホイールステアリング、トルクベクタリングバイブレーキング付き電子制御アクティブディファレンシャル、コンフィギュアラブルプログラムが含まれます。
ダイナミックレスポンスプロは、48V駆動の電子制御アクティブロールコントロールシステムで各アクスルに最大1,400Nmのトルクを加えることができ、自信に満ちたドライブエクスペリエンスと新たなレベルのボディコントロール、安定したコーナリングを実現します。そして、低速域では圧倒的な俊敏性と操縦性、高速域では優れた安定性を提供するオールホイールステアリングも採用しています。
ダイナミックエアサスペンションにはスイッチャブルボリュームエアスプリングを初採用し、新型「RANGE ROVER SPORT」の全モデルに標準装備します。このインテリジェントなシステムは、エアバッグ内の圧力を変化させることでサスペンションの帯域幅を広げ、「RANGE ROVER SPORT」に求められるダイナミックなハンドリングと、「RANGE ROVER」の伝統的な快適性を両立します。
Epitome of sporting luxury
新型「RANGE ROVER SPORT」は、すべての旅を楽しいイベントにします。ドライバーが求めるダイナミックな魅力に磨きをかけると同時に、洗練性と快適性のレベルもさらに向上させています。こうした2つのキャラクターを融合させるために、さまざまなテクノロジーを総合的に組み合わせています。
先進の空気清浄システムプロは、乗員の健康と集中力を保つために最適な室内環境を提供します。また、MERIDIAN™サウンドシステムによるオーディオオプションも選択可能です。MERIDIAN™シグネチャーサウンドシステムは、「RANGE ROVER SPORT」史上最も先進的でパワフルなオーディオシステムで、ヘッドレストスピーカー4個を含む最大29個のスピーカーにより、メインキャビンの乗員4名に対するパーソナルなサウンドゾーンを創出します。第3世代アクティブノイズキャンセレーションがキャビンに侵入する外部音を低減させ、究極に洗練された室内空間を実現します。
Seamless technology
ランドローバーのパワフルな電気自動車アーキテクチャー(EVA2)は、Software-Over-The-Air(SOTA)を含むシームレスなコネクテッド技術のエコシステムをサポートしています。高度なテクノロジーにより、63個の電子モジュールに対するリモートアップデートを行い、新型「RANGE ROVER SPORT」はその生涯を通じて、イノベーション、モダンなテクノロジーやサービスを最新の状態を維持します。
受賞歴のある「Pivi Pro」インフォテインメント・システムを装備し、ハプティック(触覚)フィードバック機能付きの高解像度13.1インチフローティング式タッチスクリーンをモダンなダッシュボード中央に配置しました。ナビゲーションからメディア、車両の設定に至るまですべてをコントロールできるこのシステムは、ユーザーの習慣を学習し、車内の体験をスマートにパーソナライズする、まさに直感的なパーソナルアシスタントになります。
Peerless capability
新型「RANGE ROVER SPORT」は、ランドローバー史上最もダイナミックなラグジュアリー・パフォーマンスSUVです。最新のインテリジェントオールホイールドライブ(iAWD)を採用し、ランドローバーの革新的なオールテレイン機能や最新とテクノロジーを統合してダイナミックな走行性能を確保することで、舗装された道路だけでなく、そこから外れてしまっても最高のパフォーマンスを発揮します。
新型「RANGE ROVER SPORT」で初採用となるアダプティブオフロードクルーズコントロールは、路面の状態に応じて安定走行を維持することで、難易度の高いトリッキーな地形でも走破できるようサポートします。状況に応じて4つの設定から1つを選択すると、システムが自動的に速度を調整するため、ドライバーは操縦に集中することができます。
新型「RANGE ROVER SPORT」は、新型「RANGE ROVER」と同様に、「RANGE ROVER」の歴史的拠点である英国のソリハル製造工場でのみ製造されます。
(※1) : バッテリーをフル充電した状態で、EU WLTP法に準拠したメーカーによる公式テストの結果です。比較を目的にした数値で、実際の数値は異なる場合があります。CO2排出量、燃費、エネルギー消費量、航続距離の数値は、運転スタイル、環境条件、積載量、ホイールやアクセサリーの装着状況、実際の走行ルート、バッテリーの状態などの要因によって異なる場合があります。航続距離の数値は、量産車で標準的なルートの走行を想定した数値を記載しています。自宅での充電のみを想定しており、「RANGE ROVER」カスタマーの匿名化された所有データに基づきます。
※本プレスリリースはジャガー・ランドローバーが2022年5月10日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。日本市場における受注開始日および機種体系等は後日発表予定です。
以上
エディターズ・ノート
ランドローバーについて
ランドローバーは1948年以来、そのモデル・シリーズ全体にわたり、本格的な4x4を継続して製造しています。「DEFENDER」、「DISCOVERY」、「DISCOVERY SPORT」、「RANGE ROVER」、「RANGE ROVER SPORT」、「RANGE ROVER VELAR」、そして「RANGE ROVER EVOQUE」は、それぞれが世界のSUVカテゴリーを代表するモデルです。現在、これらのモデルの80%は輸出され、世界100か国以上で販売されています。
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