2024年9月6日
モントレー・カー・ウィークにDEFENDERとRANGE ROVERが登場
エリザベス2世女王陛下が使用した歴代車両を特別展示
■ランドローバー・クラシックは、ペブルビーチ・コンクール・デレガンス®において、英国王室がご使用された歴代の車両を展示
■JLRは英国王室と長年にわたる関係を継続しており、車両のオフィシャルサプライヤーとしての地位を示すロイヤルワラント(英国王室御用達)を誇りとともに展示
■2024年4月、チャールズ3世国王陛下がJLRにロイヤルワラントを付与されたことで、英国王室とのつながりは、現在も継続、拡大
■カリフォルニア州カーメルの絵画のように美しい風景にインスパイアされた2024年限定モデル「RANGE ROVER SV CARMEL EDITION」をRANGE ROVER HOUSEで特別招待客向けに披露
■モダンで新しいデザインを採用し、スポーティング・ラグジュアリーを象徴する「RANGE ROVER SPORT SV EDITION TWO」をモントレー・カー・ウィークで世界初公開
■モントレー・モータースポーツ・リユニオンとペブルビーチ・コンクール・デレガンス®の両会場では、大成功を収めたスポーツレーシングカーの70周年を記念し、1954年型JAGUAR 「D-TYPE」プロトタイプが登場
2024年8月23日、英国ゲイドン発: ランドローバー・クラシックは、今年のペブルビーチ・コンクール・デレガンス®で、エリザベス2世女王陛下がご使用された「RANGE ROVER」と「DEFENDER」の特別展示を行い、モントレー・カー・ウィークにおいて多くの人の心に残る企画となりました。また、英国が誇るRANGE ROVERとDEFENDERの両ブランドが、カリフォルニア半島で毎年開催される権威あるモーター・ライフスタイル・イベントにも参加しました。
コレクションの各車両は、LAND ROVERが誕生した1948年から続くJLRと英国王室との長い関係に基づき、英国王室によって公用車として、またはプライベート車両の一部として使用されていたものです。
1954年の「LAND ROVER SERIES I」から2009年の「RANGE ROVER」までの歴史的な車両と、特別に依頼された6台の公式行事用車両が、英国王室のプライベート・コレクション、ランドローバー・クラシック、大英自動車博物館、個人のコレクションから惜しみなく提供されました。
JLRのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるレナード・ホーニックは、次のように述べています。
「過去80年間にわたり英国王室に忠実に仕えてきた、RANGE ROVERとDEFENDERの両ブランドの歴史に名を刻む特別な名車のコレクションに対して、熱狂的な反応が寄せられたことはすばらしいことです。このように盛大で世界的に有名なイベントにおいて、世界で最も希少かつ魅力的で、貴重なクラシックカーが一堂に会するのを見ることができるのは、一生に一度の出来事と言えます。女王陛下に敬意を表し、このような形で王室との継続的なつながりを示すことができ、大きな誇りです。」
ペブルビーチ・コンクール・デレガンス®の会長であるサンドラ・バトン氏は、次のように述べています。
「このようなすばらしい車両をペブルビーチ・コンクール・デレガンスにお迎えできたことを大変嬉しく思います。10台の『LAND ROVER』と『RANGE ROVER』がザ・ロッジ・アット・ペブルビーチの正面玄関を通り過ぎ、ペブルビーチ・ゴルフリンクスの有名なフェアウェイに乗り入れるのを見ることができ、大変光栄でした。観衆の皆さんは驚き、喜んでいました。その日の後半の表彰式で、車両がショータラップをパレードする光景はとても印象的で、大きな拍手がおこりました。」
このロイヤルカーは、ペブルビーチ・コンクール・デレガンス®の不朽の伝統であるハガティ主催のペブルビーチ・ドーン・パトロールで公式デビューを飾り、また、ジャガー・ダイムラー・ヘリテージ・トラストの1954年型JAGUAR「D-TYPE」プロトタイプもフェアウェイに登場しました。大成功を収めたスポーツレーシングカーの70周年を記念して、3.4リッターXKエンジンを搭載した「D-TYPE」プロトタイプは、ロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオンの期間中、ラグナセカサーキットでもデモ走行を行いました。
ペブルビーチ・コンクール・デレガンス®での歴史的な発表に先立ち、RANGE ROVER HOUSEで特別に招待されたゲスト立ち会いのもと、17台限定の「2024 RANGE ROVER SV CARMEL EDITION」(ロングホイールベース)をお披露目しました。
今年の「CARMEL EDITION」は、カーメル周辺の息を呑むような海岸道路沿いの緑豊かな森林と、絵のように美しい海に面した断崖の風景からインスピレーションを得たものです。ビスポークのサテングリーンのエクステリア、セコイアグリーンとペルリーノのインテリア、カラーマッチしたホイール、24Kゴールドのアクセントが付いたブラックメタルのバッジが特徴です。
また、「RANGE ROVER SV CARMEL EDITION」に加え、ハイパフォーマンスモデル「RANGE ROVER SPORT SV EDITION TWO」を世界初公開しました。
※本プレスリリースはジャガー・ランドローバーが 2024 年 8月 23 日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。
以上
* Pebble Beach®およびPebble Beach Concours d'Elegance®は、Pebble Beach Companyの商標およびサービスマークです。許可を得て使用しています。
エディターズ・ノート
ロイヤルランドローバー展示車両詳細
「1954 LAND ROVER SERIES I STATE REVIEW」
初代「STATE REVIEW LAND ROVER」は専用設計のリアプラットフォームが特徴で、エリザベス2世女王陛下とエディンバラ公爵フィリップ殿下による6か月のイギリス連邦周遊の際に使用されました。この特別な車両は、その訪問のためにオーストラリアに送られ、現在はアメリカの個人コレクターが管理しています。
「1954 LAND ROVER SERIES I」(NXN1)
元々はジョージ6世国王陛下によって注文されましたが、エリザベス2世女王陛下やその他の王室メンバーによってバルモラル城で使用されていました。2010年にレストアされ、現在はランドローバー・クラシックコレクションに収蔵しています。
「1958 LAND ROVER SERIES II STATE REVIEW」
2台目の公式式典用LAND ROVER車両で、青いサイドライトレンズが特徴です。このライトは、王室メンバーがご乗車し移動される際は、必ず点灯していました。パレードに参加したこの車両は予備車両であったため、走行距離は約13,000マイル(約20,921km)と少なく、ゲイドンにある大英自動車博物館に王室コレクションとして収蔵されています。
「1966 LAND ROVER SERIES IIA STATION WAGON」(JYV1D)
エリザベス2世女王陛下が自ら運転されていた、初めて6気筒エンジンを搭載したステーションワゴンです。また、英国王室御用達の車両にふさわしい、レザーシート、木製ドッグガード、サイドステップなどの特別な装備も多数備えています。現在は、ゲイドンにある大英自動車博物館に王室コレクションとして収蔵されています。
「1974 RANGE ROVER STATE REVIEW」
王室の公式行事に初めて採用された「RANGE ROVER」で、1975年から2002年まで使用されていました。特別に改造された後部には、折り畳み式のシートと、傘を内蔵した聖書台が装備されています。王室メンバーの移動に使用されることを考慮し、V8エンジンのエキゾーストにはサイレンサーを追加し、排気音を最小限に抑えていました。現在は、ゲイドンにある大英自動車博物館の王室コレクションに収蔵されています。
「1990 RANGE ROVER STATE REVIEW」
3台目の「RANGE ROVER STATE REVIEW」は、エリザベス2世女王陛下が1994年のクリスマスカードに選んだ画像に登場しています。この写真には、女王陛下とエディンバラ公爵フィリップ殿下がノルマンディ上陸作戦50周年記念式典に出席しているご様子が写っています。この車両は、大英自動車博物館に収蔵されています。
「1996 RANGE ROVER STATE REVIEW」
ランドローバー・スペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)が提供した4台目の公式行事用の車両であり、1990年に登場した従来の「STATE I RANGE ROVER」に代わるものです。カスタマイズされた後部プラットフォームには、他の公用車と同様、通常の2席ではなく、4席の折りたたみ式シートを装備しています。
「2005 RANGE ROVER STATE REVIEW」
この公式行事用「RANGE ROVER」は、2016年のエリザベス2世女王陛下の90歳の誕生日パレードで、当時のケンブリッジ公爵夫妻(ウィリアム王子とキャサリン妃)とハリー王子の移動に使用されたことでも有名です。
「1983 DEFENDER 110 V8」(A444RYV)
エリザベス2世女王陛下が、サンドリンガム邸で使用されていた個人用車両です。プライベート・ロイヤル・コレクションであり、女王陛下のご意向により、現在でも王室車両として使用されています。
「2009 RANGE ROVER」(CK58 NPJ)
王室車両のなかでもエリザベス2世女王陛下のお気に入りのモデルで、この「RANGE ROVER」のステアリングを握られている女王陛下の写真が数多く残されています。ボンネットを飾っていた有名なラブラドールのマスコットは、保管のために取り外されています。
ランドローバー・クラシックについて
世界中のクラシック・ランドローバー愛好家向けに、真正車両、専門家によるサービス、純正部品、そして忘れられない体験を提供しています。英国コベントリーにあるJLR(ジャガー・ランドローバー)・クラシック・ワークス施設の熟練したエンジニアチームは、卓越したレストア、「DEFENDER WORKS V8」の製作を専門的に行っています。
ランドローバー・クラシックに関する問い合わせ先は、以下のとおりです:
ペブルビーチ・コンクール・デレガンスについて
1950年に初めて開催されたペブルビーチ・コンクール・デレガンス®(www.pebblebeachconcours.net)は、現在では世界最高峰の自動車の祭典に成長しました。ペブルビーチ・ゴルフリンクス®の有名な18番フェアウェイには、最も美しく歴史的な車のみが登場し、芸術とスタイルの愛好者たちがこれらの傑作を鑑賞するために集まります。ペブルビーチ・コンクール・デレガンス®によって集められた慈善寄付金は、現在総額4,100万ドルを超えています。関連イベントには、ロレックス主催のPebble Beach Tour d'Elegance®、Pebble Beach RetroAuto™、Alliant Private Clien主催のPebble Beach Classic Car Forum™、Gooding & Company主催のPebble Beach® Auctionsなどがあります。Pebble Beach®、Pebble Beach Golf Links®、Pebble Beach Concours d'Elegance®、Pebble Beach Tour d'Elegance®、Pebble Beach RetroAuto™、Pebble Beach Classic Car Forum™、およびPebble Beach® Automotive Weekは、Pebble Beach Companyの商標、サービスマーク、トレードドレスです。無断複写・転載を禁じます。詳細は831-622-1700までお電話いただくか、pebblebeachconcours.netをご覧ください。
◆お問い合わせ先◆
ジャガーコール(フリーダイヤル)0120-050-689(9:00-18:00、土日祝日を除く)
ランドローバーコール(フリーダイヤル)0120-18-5568(9:00-18:00、土日祝日を除く)