2024年11月8日
2024/2025年度上半期のJLRのハイブリッド車小売販売台数が29%増加
2024年10月30日、英国ゲイドン発: JLR(ジャガー・ランドローバー)は、2024/2025年度上半期のプラグインハイブリッド(PHEV)モデル小売販売台数が前年度比29%増加したことを発表しました。
RANGE ROVERブランドでは、今年度上半期のPHEV小売販売台数が前年同期比47%増となり、「DEFENDER」のPHEVモデル(日本未導入)小売販売台数は前年同期比23%増という結果になりました。
これは、JLRのPHEVの世界販売台数が加速度的に増加したことを踏まえたものであり、2023/2024年度は前年比59%増で、同時期に「RANGE ROVER」PHEVモデルの新車販売台数はほぼ倍増しています。
電動化サービス担当ディレクターのマーク・カミレリは、次のように述べています。
「お客様が電動化を受け入れていくにつれて、当社のPHEVモデルに対する需要が高まっています。PHEVは優れたパフォーマンス、燃費、低排出ガスを特長としており、EVモードを選択すればゼロエミッションを実現します。また、次世代のフルバッテリーEVの導入に先立ち、家庭や公共の場での充電を含む新しいオーナーシップ体験の機会をお客様に提供します。
JLRは、各市場のエネルギー移行の動向に対応するため、様々な燃料オプションを提供しています。私たちは、2039年までにCO2排出量のカーボンネットゼロを達成することを目指しており、2030年までに各ブランドにおいてフルバッテリーEV(BEV)をラインアップする予定です。」
「RANGE ROVER」と「RANGE ROVER SPORT」のベースとなるアーキテクチャー「MLA(Modular Longitudinal Architecture)」により、JLRは今後10年にわたり、内燃機関(ICE)、PHEV、そしてまもなくBEVの選択肢を提供できる予定です。
「RANGE ROVER」と「RANGE ROVER SPORT」のPHEVモデルは、EVモードで最大70マイル*の走行が可能です。これは、英国のドライバーが1日に走行する平均20マイル**をはるかに上回るものです。
現在、48,000人以上のウェイティングリストを有する「RANGE ROVER ELECTRIC」は、JLRブランドにとって、ゼロエミッションのラグジュアリーEVモデル第一弾となります。
※本プレスリリースはジャガー・ランドローバーが 2024 年 10月 30 日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。
以上
* 「ADVANCED RANGE ROVER SPORT P550e」および「P460e」は、最大123km(75マイル)のEV走行が可能で、総CO2排出量は15g/kmです。
**出典 「Getting the Green Light」、The Resolution Foundation、2024年10月