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ジャガー・ランドローバー、2030年までのサステナビリティ(持続可能性)の目標を発表 2030年までに事業全体における温室効果ガス排出量を46%削減

公開日:2022/04/14 13:00

2022年4月14日

ジャガー・ランドローバー、2030年までのサステナビリティ(持続可能性)の目標を発表
2030年までに事業全体における温室効果ガス排出量を46%削減

■ジャガー・ランドローバーは、2030年までに事業全体で46%、バリューチェーン全体における車両1台あたり54%の温室効果ガス排出量削減を目指すというコミットメントを発表
Science Based Targets initiatives(SBTi)によって、このコミットメントが承認され、パリ協定に沿って世界の平均気温上昇を1.5℃に抑えるという目標を設定
■ジャガー・ランドローバーは、2039年までにサプライチェーン、製品、事業のすべてにおいて排出ガス実質ゼロの達成を目指す

2022年3月30日、英国ゲイドン発 : ジャガー・ランドローバーは、2030年までに事業全体における温室効果ガス排出量を46%削減するというコミットメントを発表しました。さらに、バリューチェーン全体における車両1台あたりの平均排出量を54%削減し、そのうちの60%は車両の使用段階を通じて削減を目指します。

この目標は、CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI、WWFによる共同イニシアチブであるScience Based Targets initiatives(SBTi)によって承認され、パリ協定(世界の気温上昇を産業革命前より2℃を十分に下回る水準に抑え、また1.5℃に抑えることを目指すもの)に沿って世界の平均気温上昇を1.5℃までに抑えることを目的にジャガー・ランドローバーが設定したものです。この温暖化抑制へのコミットメントは、パリ協定において設定された目標の中でも最も意欲的な数値です。

ジャガー・ランドローバーは2030年までに、車両製造とオペレーションにおける直接的な温室効果ガス排出量を、2019年の基準値と比較した絶対値で46%削減します。また、車両使用段階での60%の削減を含め、バリューチェーン全体において車両1台当たりの平均温室効果ガスを54%削減することを宣言しています。

ジャガー・ランドローバーは2030年までにまずこれらの目標を達成し、その次の10年の目標として、「REIMAGINE」戦略の一環である2039年までにサプライチェーン、製品、事業全体で排出ガス量を実質ゼロにするという野望を掲げています。これを達成するため、設計、素材、製造工程、サプライチェーン、電動化、バッテリー戦略、循環型経済プロセスから廃車処理に至るまで、あらゆる面で脱炭素化を進めていきます。

ジャガー・ランドローバーは、このミッションを遂行するために、サステナビリティ・ディレクターという役職を新設しました。ロッセラ・カルドーネが着任し、この変革を推進するとともに、ストラテジー&サステナビリティ担当エグゼクティブ・ディレクターであるフランソワ・ドッサをサポートします。

ロッセラ・カルドーネは次のように述べています。
「世界で最も魅力的でモダン・ラグジュアリーなクルマのクリエイターとして、サステナビリティは、2039年までに排出ガス量実質ゼロ達成を目指すという『REIMAGINE』戦略の中核を成すものです。気候変動へ対処する意欲から行動への移行過程において、ジャガー・ランドローバーのDNAにサステナビリティを組み込み、バリューチェーン全体で排出ガス量を最小限に抑えていきます。SBTによって、どのくらいの温室効果ガス排出量を、どのくらいの期間で削減する必要があるかが明確になり、また、ステークホルダーに当社の進捗状況を伝えることができます。」

SBTiのパートナーであるCDPのSBT担当マネージング・ディレクターである、アルベルト・カリッロ・ピネダ氏は次のように述べています。
「ジャガー・ランドローバーが、パリ協定でも最も厳しい目標である、1.5℃までの温暖化抑制に一致するSBTを設定されたことを嬉しく思います。気候科学に基づいた意欲的な目標を設定することで、ジャガー・ランドローバーは気候変動による最も有害な影響を阻止するための行動をとっているといえます。」

ジャガー・ランドローバーは、2021年11月に開催された気候変動サミットであるCOP26に対するサポートの一環として、SBTiへのコミットメントを初めて発表しました。

※本プレスリリースはジャガー・ランドローバーが2022年3月30日(現地時間)に発表したプレスリリースの抄訳です。

以上

エディターズ・ノート

ジャガー・ランドローバーについて:デザインによるモダン・ラグジュアリーの未来の再構築 
ジャガー・ランドローバーは、英国を象徴する2つのブランドを通じて、デザインによるモダン・ラグジュアリーの未来を再構築していきます。

ジャガー・ランドローバーのモデルには、フルバッテリー電気自動車(BEV)、プラグイン・ハイブリッド(PHEV)、マイルド・ハイブリッド(MHEV)、最新のディーゼル・エンジンおよびガソリン・エンジンをラインアップしています。ジャガーとランドローバーは、2020/21年度、世界127の国と地域で439,588台を販売しました。 ランドローバーは、「RANGE ROVER」、「DISCOVERY」、「DEFENDER」 の3つのファミリーを取り揃え、世界のラグジュアリーSUV市場をリードしています。ジャガーは、ブランド初となるプレミアム・オールエレクトリック・パフォーマンスSUV「I-PACE」を販売しています。

また、ジャガー・ランドローバーは英国を拠点とする企業であり、英国に2つの主要なデザインおよびエンジニアリング拠点、3つの車両製造工場、エンジン・マニュファクチャリング・センター、バッテリー・アッセンブリー・センターを有しています。さらに中国、ブラジル、インド、オーストリア、スロバキアにも工場を展開しています。また、7つのテクノロジー拠点をもち、3拠点が英国のマンチェスター、ワーウィック(NAIC)、ロンドンに点在し、そのほかは、アイルランド(シャノン)、米国(ポートランド)、ハンガリー(ブダペスト)、中国(上海)にあります。

「REIMAGINE」計画の中核となるのは、独自の個性を持つジャガーとランドローバー、両ブランドの電動化です。2030年までにジャガーおよびランドローバー・ブランドのすべてのモデルにフルバッテリーEVの選択肢を設定します。サプライチェーン、製品、オペレーションのすべてを通じて、2039年までに排出ガス量実質ゼロにするという目標に向け、ジャガー・ランドローバーは新たな舵を切りました。

ジャガー・ランドローバーは2008年にタタ・モーターズの100%子会社となり、それ以来、テクノロジーやサステナビリティ分野において世界をリードするタタ・グループ企業との連携ができます。

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